Such Is Life

soul-searching-diary

温泉で疲労回復

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京都マラソンに参加した娘の疲労回復という大義名分を背負って有馬温泉にやって来た。あくまでも主役は娘である。

 

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娘は足が痛いから部屋で寝ているというので、代わりに温泉街を散策(特に頼まれた訳ではないのだが)。土産物店が並ぶ温泉街の風情もいいもんだ。

 

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有馬は坂だらけで、しかも急勾配。ホテルも高い所にあって上り下りが大変。

 

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精肉店の前に人だかりがあったので何かと思って覗いてみたら

 

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揚げたてのコロッケやメンチカツを売っていた。このメンチカツはしっかりとスパイシーな味付けがされていて、ビールのつまみに最適と即座に判断。追加で買ってホテルへ持ち帰る。いやいや、外出できなかった娘の為だ。

 

娘の為とはいえ、折角有馬に来たので自分も温泉に浸かって風呂上がりのビールとメンチカツ。ゆったり、のんびりだ。で終わればいいんだけど…。

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こんなに寝心地の良さそうなベッドがあったのに…。

 

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朝方気が付くとソファで寝ていた。救いは布団が掛けられていたこと。ふかふかの温かいベッドがあったのに、なんてこった。娘は多少なりとも疲れが取れたようだが、オヤジは疲れが溜まってしまったようである。はあ~ぁぁぁ…。Such Is Life.

 

京都マラソン

高速道路を走っていると、雪がチラホラと舞う底冷えのする朝。

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SAで台湾ラーメンを食べ、体を暖めてエネルギー補給して向かったのは

 

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京都マラソンであった。

 

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と言っても、走ったのは次女(誰も僕が走ったなどとは思わなかっただろうが)。我々は応援に駆けつけただけの話(台湾ラーメンの掴みで騙された方もいないだろう)。

 

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実は次女がマラソンに参加したのは本人の意思ではなく、次女の下宿先の近隣に住むマラソンオタクの知人(御年65才で娘が世話になっている)が、次女の分まで内緒で申し込んでおいたら抽選に当たってしまったから。だから「絶対に完走は出来な~い」と次女はぼやいていた…。

 

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「もうだめだ~」と言う割には、中間地点で配給品のあんぱん食べてVサインで写真に収まるオトボケ振り。こんなんで完走できるのかなあと心配していたが

 

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な~んと!時間制限ギリギリではあったが、見事に完走!!「高校時代の練習に比べたら楽だった(次女は陸上部に所属していた)」なあんて生意気言ってたけど、途中の様子を見て「こりゃダメかな」と思っていた応援団としては感無量。娘が逞しくなったような気持ちになり、ゴールした娘を抱きしめたかったが、身の危険を感じて諦めた。これで4年前に参加した長女と揃って姉妹で京都マラソンを完走。家族にとって貴重な思い出となった。

 

市民マラソンを応援に行ったのは初めてだったが、もの凄いランナーの人数にビックリ。老若男女それぞれが一生懸命走る姿を目にして感動した。頑張っている人の姿って素敵だ。苦しそうで必死な顔をしているけど輝いている。自分も何かに挑戦しなければと思う今日この頃である。朝から台湾ラーメン食っている場合ではないと自分を戒めた。でもマラソンは無理…命も大事。Such Is Life.

 

映画「マリアンヌ」

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マリアンヌ(Allied) 2016年 米 

監督 ロバ-ト・ゼメキス 

主演 ブラット・ピット マリオン・コティヤール

 

第二次世界大戦下、カナダ軍諜報員とフランス・レジスタンス工作員が協力してドイツ要人を暗殺する。その後、恋に落ちた二人はロンドンで幸福な結婚生活を送るが、妻のマリアンヌにドイツの2重スパイである疑いを懸けられる…。

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スパイ物の映画は好物だ。(映画に出て来る)スパイは強くて賢くて、パスポートは沢山持ってるし、何ヶ国語も喋れるし、どこの国に行っても綺麗な女性が味方につくし…。ブラット・ピットは昔から好きだ(気色の悪い意味ではない)。若い頃は優男で、それはそれで良かったけど(俳優として)、段々渋くなってきて今回は落ち着いた静かな顔になっていた(役柄ではあるが)。強~い女性(アン〇ー)の元から離れたからと思うのは思い過ごしか…。

 

さて映画の内容はといえば、前半のスパイ作戦はスリルがあって手に汗握る展開で、後半は二人の深い愛が溢れるロマンス物語。暗殺計画が実行されるカサブランカの雰囲気も魅力的だ。「一粒で二度おいしい」アーモンドグリコにおまけが付いているテイストの映画だった。

 

スパイ映画を見た後には、劇場を出てからスタスタ歩きたくなってしまう。

でも、何かの気配を感じて足が止まった…。

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容疑者を捕獲。

 

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だけど「銀だこ」の店舗は、駐車場とは反対方向であったはずだ…。Such Is Life.

 

内田光子

シューマン:≪リーダークライス≫≪女の愛と生涯≫/ベルク:初期の7つの歌

「SCHUMANN & BERG」 DOROTHEA ROSCHMANN & MITUKO UCHIDA

長年に亘りクラッシックやオペラに足を踏み入れてみたいと思ってはいるものの、なかなかきっかけが掴めない。どこかにその入口はないのかと探している。

 

第59回グラミー賞で日本人ピアニストの内田光子が、最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)賞を受賞した。今まで内田光子という人を知らなかったが、調べてみると輝かしい経歴をお持ちの音楽家のようだ。そこで受賞作品のCDを買ってみた。

 

素直に聴けるし素敵だと思う。だけど、のめり込めるのかと考えると?である。慣れないフォーマルな服を身に付けて、見栄を張って高級レストランに出掛けたような気分だ。(したこと無いのに気分が分かるのか疑問だが)動機が不純なのかも知れない。クラッシックを聴けばインテリジェンスの持ち主みたいな。こうゆうものは、人間の内面性との抱合で嗜むものではないかと思うと、自分はまだまだか…。(その日は来るのか?)などと思っただけでも、CD買った価値有りと自分を慰めた。Such Is Life.

 

TIN TIN

昨日、世間ではヴァレンタインデーという儀式が執り行われたようだ。それとは無縁の世界に住んでいる僕ではあるが、家族からチョコレートを頂いた。我が家には義理人情という風習が何とか残っているようだ。(実は裏があるのだが)

f:id:bucketlist:20170214152413j:plain娘からTIN TINのチョコレートを。カミさんからの物は紙面の都合上割愛させて頂く。何れにせよチョコレートを食べるのは僕ではなく彼女たちなのだから。(そういう決まりなのだ)

 

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このTIN TINというキャラクターは家族のお気に入りだ。TIN TINはベルギー人のエルジェによって描かれた漫画。相棒の犬のスノーウィと世界中を冒険する話。このキャラクターを知ったのは、30年近く前にベルギーを訪れた時に、ガイドブックで見付けたTIN TINのショップに立ち寄ってから。

 

TIN TINを見る度に思い出すことがある。ブリュッセルで友人が呼び付けた(不憫な)ベルギー人と食事をした時「何処に行ってきたの?」と聞かれ「TIN TIN(タンタン)」と何度も答えたが、ベルギー人は理解できなかった。スペルで説明すると「Oh ! TIN TIN !」と分かった様子。イントネーションの違いで、全く通じなかったのである。逆にベルギー人が仏語の「メルシー ボク(ありがとうございます)」は日本語で何と言うのか教えてくれと言う。友人がいい加減な教え方をしたので、彼は「ありがと あ~い」と覚えてしまった。(誰か訂正してやれっての)後日、日本にやって来た彼は、電話の向こうで「ありがと あ~い」と叫んでいた…。

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「ありがと あ~い!」

きっと今でも日本人を見つけると言っているに違いない。Such Is Life.

 

日本平ホテルそしてヒッチハイカー

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日本平ホテル (静岡市清水区馬走)

とある目的で静岡市方面へ向かった際に、思い立って日本平ホテルに寄ってみた。

こちらは日本平山頂にあり、富士山や駿河湾、三保の松原などの美しい眺望を臨むロケーションに立つホテル。

 

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以前は優待券を使って何度か訪れたことがあるが、2012年にリニューアル(全面新築)されてからは初めての訪問。玄関を通り抜けると、富士山と駿河湾の景色をはめ込んだ大きな窓が目に飛び込んでくる。階下はレストランになっていて、ランチビュフェが好評のようで賑わっていた。魅惑の匂いに後ろ髪を引かれたが@3,600円のランチでは手も足も舌も出ず、結局は食欲も失せて昼飯抜きで帰宅。(ランチの値段に打ちのめされてどーすんだ?)どこぞのブログで「焼肉食べたい。焼肉食べたい…。」と執拗なまでに連呼する方を発見したが、どうすればそこまで貪欲になれるのか?何がそこまで彼を駆り立てるのか?是非お会いしてお聞きしてみたいものだ。

 

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残念ながら山頂に雲が掛かっていたが、広重が描いた海越しの富士山のリアルな姿を眺めることが出来るガーデン。幼かった子供たちがこの芝生の庭を無意味に走り回っていたことが懐かしい。ホテル近くのロープウエイ乗り場付近では「梅まつり」なんかもやっていて観光地気分を満喫。

 

そんな訳で昼飯も食べずに浜松へ帰る途中、日本坂PAで休憩をして高速道路へ戻ろうとしたところ、「滋賀県までお願いします」のサインボードをぶら下げたヒッチハイカーが立っていた。厄介な事態も頭を過ぎったが、乗せてやろうじゃないかと覚悟を決めて、人生初めてヒッチハイカーを拾ってみた。

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大学生のラガーマン。(ブログ掲載は本人に確認済み)滋賀県から横浜、鎌倉、箱根をヒッチハイクしながら周り、滋賀県へ帰る途中だとのこと。浜松手前PAまでの短い時間ではあったけど、礼儀正しくて夢ある若者だった。スキューバダイビングと船舶のインストラクターになるべく来年はアメリカへ留学するらしい。偶然の出逢いではあったけど、夢に挑戦する若者の話を聞くことができ、何だか逆に自分が励まされたような気持ちになった。がんばれよ~!Such Is Life.

 

モンティ・パイソンができるまで

モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝―

「モンティ・パイソンができるまで」 ジョン・クリーズ

新聞の書籍紹介欄で見つけて思わずamazonに注文してしまった。

 

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「モンティ・パイソン」はイギリスの伝説コメディアングループ。1969年から始まったBBCの番組「空飛ぶモンティ・パイソン」が、僕が高校生だった頃に日本でも放映されていた。酷いまでのくだらさの中にインテリジェンスのエッセンスを散りばめたコメディに当時の僕は嵌った。

 

空飛ぶモンティ・パイソン Vol.1 [DVD]

10年ほど前だっただろうか、ふとモンティ・パイソンを思い出しビデオを買った。1回だけ見て御蔵入りとなっていたが、昨夜引っ張り出して見てみた。くだらない、あまりにもくだらない…。見るに耐えないバカバカしさだ。現代では受けないかも知れない。僕はpenとappleでapplepenの面白さが理解できない骨董品であるが、モンティ・パイソンは笑える。ナンセンスを突き詰めるセンスを感じるからだ。ノリだけではない、裏打ちされた知的計算があると思っている。

 

そんな訳で今回の本は「モンティ・パイソン」の文字に条件反射的に衝動買いをしてしまった。本が届いてギクッとなった。分厚い…565ページもある。最後まで読めるか自信が無いので、とりあえずビデオを見てモチベーションを上げようと思った。読後感想のブログは発信できるかどうか分からないので、書籍購入報告までということで。

 

どうしてこんな本を買ってしまったんだろう。どうして僕にはノリだけで知的計算というものがないのだろう…。Such Is Life.