Such Is Life

soul-searching-diary

男の料理教室

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あえて店名は伏せさせて頂くが(窓に書いてあるじゃん!)、こちらのイタリアン料理店の昼営業をお借りして、地下組織・浜松酒徒倶楽部主催による「男の料理教室(紅一点特別参加)」が行われた。今年度の倶楽部活動指針「飲み食いだけが人生か?」に基づいたカルチャー活動の一環である。

 

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自転車で到着されたシェフ(先生)に続いて入店したが、厨房以外は真っ暗だ(写真はカメラの高感度で明るく写っているが)。荷物を置くにも手許もはっきりしないので「電気付けてもいいですか?」と聞くと「付けません!必要ありませんから!!」とシェフが一喝。のっけから始まりましたよお…。

  

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先ずはシェフがレシピ本を開いて料理の説明を始める。手書きのレシピを各自もらったが、「それには全部は書いてありません。教えられない部分がありますから」とシェフ。…???

 

「それでは包丁の使えそうな人、二人出て下さい」との指示により

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包丁自慢の二人の会員がオレンジ切りに挑戦。シェフは飲み物を飲みながらも、鋭い視線で会員の手つきを観察し「あのさあ、包丁ってのはさ~」とダメ出しを連発。枡太とねーさんがキレはしないかと周囲に緊張感が走る。

 

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そして次は海老やマッシュルームの串刺しを指示される。名乗りを上げたのは准教授と豪族の末裔氏。これは簡単な作業と思われたのだが、准教授がやっちまった!グリグリと串を刺したらマッシュルームが割れてしまったのだ!!厨房内に重い空気が漂う。

 

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会員たちの手際の悪さを見兼ねて、も~う見ちゃおれんっ!という雰囲気でシェフは独自で作業を進める。

 

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シェフは一人で料理をどんどん進める。「オリーブオイルは高いから、家庭でやる時はサラダ油でもいいからさ~」と言いつつ、ここでもサラダ油を使っていたことを呑ん呑ん♫は見逃さなかった。(せめてイタリアンレストランではオリーブオイルを…)

 

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この先はシェフの手さばきを見学するのみ。下手に手を出したら怒られそうだ。料理教室はどうなった…?

 

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ローズマリーの香り出しをしていた鍋に、「その鍋、火を止めてっ!!」 とシェフの緊急指令が入る。慌てて火を止めようとした准教授はコックを逆にひねり、火力をアップさせてしまった…(汗)。「あ~もうこれダメっ!」とシェフが鍋の中身を捨てる。(その時もう既に手遅れだったことを会員たちは知っていたが…)

 

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シェフが料理に専念している間、手持ち無沙汰だったので厨房を探索すると「ぺヤングソース焼きそば 超大盛」を発見。さらにゴミ箱を覗くと昨日食べたと思われる「もやしそば」のカップが捨てられていた。シェフはカップ麺がお好きなようだ。

 

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シェフの毒舌や振る舞いに顔を見合わせる会員たち。ここでは写真をお出しできないが、皆んなおもろいリアクションしてたよお。楽しんでるねえ。

 

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やっと出来上がった(というより殆ど作ってもらった)料理の前で記念撮影をするブタ会員たち(僕はカメラマン)。さあ食おう!

 

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Ferre i Catasus Cava Brut Reserva

料理完成の祝杯はスパークリング。今回の飲み物は何故かやたらと酒に詳しい枡太のセレクトで。(このスパークリングについての詳細は、こちらからご覧頂けます)

 

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プリマベーラ風(春風)スパゲティ

 

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エビの串焼 

 

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ナスとトマトの重ね焼 (ピンボケだけど味はボケてませんでした)

 

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ローストポーク

 

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オレンジのサラダ

「このオレンジと一緒にポークを食べるとうまいんだよ」とシェフのお奨めに従い合わせて頂く。酔いが回って来たねーさんが「これ一緒に食べると美味しいですねえ~♥♥♥」とシェフのご機嫌を取った。すると…「それは一緒に食べちゃあダメだよ~。日本人は何でも混ぜたがるんだよなあ~」とシェフ。おやっ?一緒に食べろと仰ったのは誰???

 

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ポルチーニ茸とベーコンのクリームスパゲティ

 

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この日は国産ワインのラインナップを楽しむ。枡太ったらワインリストまで作ってきちゃって、まるでプロみたいだった。料理もワインも満喫の飲み会料理教室となった。

 

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結局会員たちは殆ど料理に手を出すこともなく、シェフの作業を眺めて毒舌トークを聞いているだけだった。実はこの展開を会員たちは事前から心得ていたのだ。シェフは言いたいことを言って、やりたいように勝手に料理することを。それを踏まえて参加すれば、この教室は面白過ぎだ。料理教室ならず料理劇場の様相だ。色々あったけど本当はシェフはいい人なんです。帰り道で会員たちは「また作戦練って教室を開催しよう!」と盛り上がったのでした。シェフ、ありがとうございました。

 

それでは反省会ということで

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未だ明るい内にとあるバーを訪ねる。

 

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料理教室で飲み足らなかったワインを飲む。昼酒は効きますなあ。 

このワインはこちらの方が詳しく説明されています。

 

結局、飲み食いしただけじゃん。Such Is Life.

 

*巻末付録

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「料理とは忍耐なり」  愚留満 作

 *料理教室の模様を耳にされた画伯から久し振りの新作を頂きました。

 

マニラのビル群から見える地球の危機とは

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マニラから写真が送られてきた。そのLINEには「マニラとは思えないビル群」と記されていた。

 

そこへ別の人物が飛び込んで来た。

「世界は、急速に変わっているんだね。どう考えてもマニラにこのイメージはないよね。地球が危ない」と地球の危機を訴えている。

 

地球が危ない!?う~~ん、マニラのビルからそんなことまで読み取れるのか?

 

「バランスが崩れてしまっているよね。人間が頑張りすぎだよ。地球の許容範囲を超えてしまうのでは」と某氏が続ける。

 

深いな。某氏の地球環境に対する見識に同意だ。とても彼が数日前までLINEの見方が分からなかった人物とは思えない。願わくばエコロジーと共にテクノロジーも身に付けて頂きたい。Such Is Life.

 

ブログをリンクして頂いたけど

おや!?っと気がついたのだけど

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「TOKYO WONDER VIEWS」というサイトに、僕が以前書いたブログがリンクされていた。このサイトは「あなたがきっと知らない東京。まだ見ぬ奇跡の夜景に、心ときめくデートスポットなど東京タウンガイドをお届けします。 」と銘打っている。(東京に住んでもいない僕のブログを使われるとは大胆不敵だ!)

 

そしてリンクして頂いたのは「神田や都内のうなぎの名店24選。本当は教えたくないけど黙っておけない美味しいお店。」というタイトル中の3番目の店「五代目 野田岩」の参考ブログとして。(東京のうなぎの名店紹介に採用されるとは!)

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印のアドレスからリンクされていた。

 

「TOKYO WONDER VIEWS」の該当ページ はこちらからご覧頂けます。

 

また、リンクして頂いた僕のブログはこちらからご覧頂けますが、見て頂けなくても「あ~見た、見た!」的な反応をして頂ければ十分です(嘘も方便ですから)。

 

このように、どなたかが僕の拙いブログに目を留めて使って頂いたのは嬉しい限りです。しかし、件のブログを再読してみましたが、ミシュランガイドにも掲載されているという「五代目 野田岩」さんを語るに値しないお恥ずかしいブログでした。僕のブログをリンクされてしまった野田岩さんには、お気の毒としか言いようがありません。これではリンクして頂いた「TOKYO WONDER VIEWS」というサイトの将来も心配です。でも、それがSuch Is Life.なのです。仕方ありません。

 

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野田岩さんのうなぎは間違いなく美味しかったです。どうかお許しを。Such Is Life.

 

おっさん「ポムの樹」へ行く

次女が「オムライスを食べにポムの樹へ行こうよ」と言う。(この日はカミさんが用事があって出掛けていた)「ポムの樹」はオムライス専門店らしいが、店はららぽーと磐田にあるらしい。(そこは車で30分以上掛かる)しかも、おっさんには不似合いな店みたいだ。オムライスを前にニコニコしている自分を想像すると、我ながらキモイ。でも、次女から二人で食事に行くお誘いをもらえるのは、これが最後の可能性だってある。覚悟を決める。

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ポムの樹 ららぽーと磐田店

店内は親子連れ(小さい子供)や若いカップルで賑わっていた。おっさんは一人だけ。ソースやトッピング、ライスの味付けなどの組み合わせで数十種類のオムライスが揃う。迷っていると「私をマインドコントロールして自分の食べたい物を2種類選ばないでよ」と釘を刺される。たかがオムライスごときを注文するのにも、ここでは頭を酷使しなければならない。

 

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海の幸のトマトクリームソースオムライス (バター風味ライス)

オムライスはハイカロリーだ。しかも、卵3個使用と書かれている。少しでも低カロリーのものをと考えてシーフードを。(本当はハンバーグの載ったヤツを食べたかった)

 

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オムレツはふわふわで、クリームソースは一見アッサリしているようだが、相当のバターが入っているようでカロリーは想像を絶する。しかし、カロリーの高いものは美味いと決まっている。

 

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じっくり煮込んだビーフシチューのオムライス (バター風味ライス)

「ポムの樹に来るだけでテンションが上がる!」という次女は、コレステロール値がグイーーン!と上がりそうなオムライスを選択。やはり黄色いオムレツにはデミグラの茶色とのコーディネイトが似合う。こっちにすれば良かった…。

 

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じ~っとビーフシチューを見つめていたら「お肉1個食べてもいいよ」と娘が言ってくれた。おっさんは「ポムの樹」で、オムライスを前にニコニコしてしまった。Such Is Life.

 

除草剤

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春の訪れと共に芝生も緑色に姿を変えてきた。でも雑草も生えてくる。

 

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そこで庭や家の周囲に除草剤を撒くことにした。これはなかなかのスグレモノで、雑草を一気に枯らしてくれる。

 

ふと思いついてカミさんに聞いてみた。

「寝ている間に俺の頭に除草剤を撒かなかっただろうな?」

「湿らせたタオルに少しずつ染み込ませて頭にのせた…。」

トリカブト、ヒ素入りカレーの次は除草剤事件か…。Such Is Life.

 

「いつものやつで」 神戸ステーキ

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神戸ステーキ (浜松市中区砂山町)

かつては別の場所で営業されていた浜松では老舗のステーキハウス。残念ながら数年前に火災に遭われ、こちらへ移られて営業を再開された。以前から存在は認知していたが、なんとなく敷居が高そうで訪問したことは無かった。

 

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この日は気のおけない旧友たちとの飲み会。その内の一人がお店の方と知り合いということで予約を入れてくれた。

 

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予約をしてくれた彼が「それじゃあ、いつものやつで」なんて、常連さんみたいな口を利く。「よく来るの?」と聞くと「一年に一回だけ」だと。「いつもの」という言葉の使い方を知らないようだ。

 

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野菜の後は、シーフードで。豪華な食材を前に我々が話題にしているのは、スマホの使い方が未だに分からない「いつもの彼」のこと。彼はLINEの着信に気が付くまでに2週間を要す。

 

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そして、いよいよご本尊の登場。こちらはロース?だったと思うが。そして我々の世代で話題になるのは「親の痴呆」だ。近い将来、我々も子供たちに語られることだろう。既にその現象は始まっている。

 

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溶けるアブラ。(我々の脳みそも溶け出しているな)口の中でも直ぐに溶ける甘みのあるアブラだ。でも、 贅沢を言ってはいけないが、今の僕には少々重い。

 

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こちらはヒレ肉。これぐらいの赤みの方が僕的には有難い。

 

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 シャカ、シャカ、シャカ…。コックさんのナイフを裁く音が心地良い。見て楽し、食べて又楽し。

 

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〆はニンニクライスで。ワインを飲みながら、ゆっくりとお肉を頂く至福の時間を過ごす。次回は料理のレベルに合わせた高尚な話題を各人用意するように。

 

さて、2次会はとあるバーを訪れる。

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マルスシングルモルト駒ヶ岳 1986 30年シェリーカスク

マスターが「今日はコレいきましょうか」と新しいボトルを開栓してくれた。このウイスキーの詳しい情報はこちらをご覧下さい。 

 

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とても深みのある美味しいウイスキーだ。妖艶な女性のラベルも素敵だし。ところが、グラスを空にするとマスターが「え~っ!もう飲んじゃったのお~っ!!」と叫ぶ。 どうやら貴重な酒を有り難みもないように飲み干したのが気に入らなかったようだ。ウイスキーを飲んで怒られた。ここのバーカウンターは僕に手厳しい。

 

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店内では花見も出来た。桜の木を切ってしまったことを正直に話したジョージ・ワシントンは初代合衆国大統領になった。この桜は一体何処から来たのだろう。。。?(何が言いたいんじゃ?)

 

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今年の桜も見頃を過ぎたようだ。手前の男の頭も「散り始め」の予報が出ていた。(他人のことを言えない身(頭)だがな)

 

みなさん、お疲れさんでした。Such Is Life.

 

 

真珠婚式

結婚30周年を迎えた。

 

振り返れば色々なことがあった。沢山の幸せをもらった。そして、辛い思いをさせたことも多々あった。それでも30年の長き歳月を一緒に過ごして来られたのはカミさんのおかげだ。これまでの僕の人生は、カミさんで出来ていると言っても過言ではない。唯々、感謝だ。

 

ネットで結婚30周年を調べてみると

「結婚30周年の記念日は真珠婚式と呼ばれ、長年の幸せをかみしめるためのお祝いをし、贈り物をする習慣が多いようです。」

とのこと。

 

これまでの結婚生活に感謝すると共に、これからの(残された)人生を共に豊かに暮らしていくことを切に願いたい。ネットでは「贈り物をする習慣が多いようです。」と書かれていたが、僕のカミさんへの感謝の気持ちは、贈り物という形では表すことが出来そうにもない。僕は感謝の気持ちをストレートに贈りたい。唯々、この感謝の気持ちだけを贈る…。Such Is Life.