Such Is Life

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book

妄想パブ巡り

GREAT PUBS OF LONDON Written by George Dailey 立ち読みしていた本屋さんで(すいません)、余計な物を見つけてしまった。伝説的なロンドンパブの紹介本です。写真が余りにも綺麗なので(というより実物が凄いのでしょうが)ついつい衝動買いを。これを眺…

翻訳

このところ取り組んでいたことのひとつ。それは翻訳でした。歴史本を英訳しています。といっても実際に出版などするわけもなく、英訳した文章を英国人に読み聞かせしています。 その本は、こちら。 イギリス 実は血塗られた闇の歴史 歴史の謎を探る会編 栄華…

高校英語を5日間でやり直す本

高校英語を5日間でやり直す本 ふらりと立ち寄った書店で見つけた本。自分なりに頑張ってはいるものの、進歩しない英語力に嫌気が差しているこの頃だったので、思わず買ってしまった。 家に帰って袋から取り出して思った。高校英語を5日間でやり直せる英語…

明智光秀

明智光秀 真の天下太平を願った武将 嶋津義忠著 来年の大河ドラマに向けて予習しました。 僕は明智光秀というと「本能寺の変」での謀反がネガティブなイメージになってしまいます。織田信長がその後も生きていたら世はどうなっていたのだろうかと思いを巡ら…

東京ラブストーリー After 25 years

あのトレンディドラマの金字塔「東京ラブストーリー」の25年後を綴ったマンガをお借りした。 ドラマは毎週夢中になって見ていたなあ…。 あ~あ~、こんな彼女がいたらなあ~…と羨ましい限りだった。(確か当時カミさんは居たはずだが…) 赤名リカが良かった…

「夢十夜」夏目漱石

夢十夜 夏目漱石著 「こんな夢を見た」で始まる漱石10の短編集。下心あって漱石を読んでいるという方から「読んでみますか?」と紹介されて読んでみた。 お借りした方への個人的返信となりますが、はっきり言って僕には難解で意味不明でした。どうやら僕には…

「白夜を旅する人々」三浦哲郎

白夜を旅する人々 三浦哲郎著 昭和初期、東北地方の田舎町の商家に生まれた六人の兄弟姉妹。アルビノ(白皮症)という難病を抱える二人の姉妹を持つ彼らは、それぞれの苦悩と真摯に向き合いながらも自殺や失踪という悲痛な運命を辿っていく。 文庫本にして60…

「珈琲が呼ぶ」からの「たばこ屋の娘」

珈琲が呼ぶ 片岡義男著 珈琲好きの読書家からお借りした本。本書はコーヒーが登場する映画、音楽、喫茶店などのシーンを紹介しながら、コーヒーの魅力を語るエッセイ集。残念ながら著者と世代が違うために、紹介されている映画、音楽などは隔世の感があるが…

日本史の内幕

日本史の内幕 磯田道史著 歴女…なのか、はたまた気まぐれで読んだのかは知らないが、読書家の方から歴史に関する本をお借りした。 人気歴史家の著者が、古文書を読み解き、未だ知られていない歴史の深層部を探る。最近はこの手の本を愉しんで読めるようにな…

映画 プーと大人になった僕

プーと大人になった僕(原題 Christopher Robin) 2018年 米 監督 マーク・フォースター 主演 ユアン・マクレガー くまのプーさん 柄にもなくプーさんの映画を見に行った。 娘たちが幼かった頃、よくプーさんのビデオを見ていたっけ…。今回は別々ではあるが…

わけあって絶滅しました。

「わけあって絶滅しました。」 丸山貴史著 「今一番売れている面白い本」とのふれ込みで、知人から貸して頂いた本。「発売から数日で13万部を突破したベストセラー」らしいです。「絶滅したいきもの図鑑」と銘打って、小学生向けの絵本のようなイラストとユ…

素顔の西郷隆盛

「素顔の西郷隆盛」 磯田道史著 大河ドラマ「西郷どん」にハマっている。幕末史は動きが大きくて速いから、次の展開が楽しみになる。そんな中、書店で「西郷隆盛」関連の本を発見。著者もTVなどで人気の歴史家磯田氏なので分り易いだろうと購入。 実は恥ずか…

極上の孤独

極上の孤独 下重暁子著 ふらりと立ち寄った書店のベストセラーだったので読んでみた。 「孤独」というと、なんだか暗くてネガティヴなイメージで捉えられてしまう。言葉を変えて「ひとり」としてみたらどうだろう。「ひとり」は自由だ。周りに気兼ねなく自分…

不死身の特攻隊

「不死身の特攻隊」 鴻上尚史著 「この本読まれましたか?」と知性教養溢れる知人の淑女から紹介を頂いた。読んだことは無かったが、著者の名前を見て、おっ!っと思った。。BS NHKの番組「COOL JAPAN」で司会をしている人だ。番組が面白くてたまに見ている…

星野道夫を2冊

星野道夫 アラスカに移住し、大自然や動物の撮影と執筆活動。1996年没。 昨年、彼の「旅の途上」を読み、アラスカの大自然と人間星野道夫に魅了された。その後溜め込んであった2冊を梯子読み。 アラスカ 永遠なる生命 動植物の美しい写真に彼のアラスカへの…

お金2.0

「お金2.0」 新しい経済とルールの生き方 佐藤航陽著 ビットコインに代表される仮想通貨、ブロックチェーン、フィンテックなどなどのワードが賑やかな昨今。言葉の上っ面は理解できていても、それらによってお金の在り方、ひいては経済や社会がどう変革して…

「月と六ペンス」

秋の夜長だ(僕の場合は朝長であるが)本でも読もう。ということで 月と六ペンス サマセット・モーム著 小説それも名作と呼ばれる作品はあまり得意ではない僕がこの本を読んだのは、 ・随分前から「月と六ペンス」というタイトルに、何故かしら惹かれていた…

「全東洋街道」

全東洋街道(上)(下) 藤原新也著 以前、星野道夫著「長い旅の途上」の感想文 をブログした。すると、ご覧頂いたとある知性溢れる淑女から「星野もいいけど、藤原新也も凄いわよ」と 、こちらの本を紹介して頂いた。アジアを400日以上放浪し、人と街とまぐ…

「開高健 夢駆ける草原」 でモンゴルを夢見る

「開高健 夢駆ける草原」 高橋昇著 開高健がモンゴルで(幻の魚といわれる)イトウ釣りに挑戦した折、カメラマンとして同行した著者が、開高とモンゴルの魅力を写真と文で紹介。 なかなか釣果が得られずスタッフ総悲観となるが、1か月ほどの日程最終日の最…

「長い旅の途上」 アラスカに生きた人

長い旅の途上 星野道夫著 星野道夫(1952-1996) 写真家 探検家 詩人 学生時代に見た写真集に感銘を受けアラスカを訪問。以降、アラスカに住み着いて探検を続けながらアラスカの大自然と野生動物の写真撮影、執筆などを。1996年テレビ取材のために訪れてい…

「神々にえこひいきされた男たち」

「神々にえこひいきされた男たち」 島地勝彦 著 「週刊プレーボーイ」元編集長である著者は出版社退職後の現在、エッセイスト&バーマン(新宿伊勢丹にてサロン・ド・シマジ主催)として、シマジ教信徒にウイットとエスプリを送り続けている。 以前は編集者…

「スペインうたたね旅行」感想文

最近読書という行為を忘れていた。GWにリハビリのために簡単な紀行文でも読んでみようとamazonを探索。中古本は配送料が掛かるけど、本自体が@1円というのもあって斜め読みにはありがたい。 スペインうたたね旅行 中丸明著 @1円+送料 著者のことは存じ…

モンティ・パイソンができるまで

「モンティ・パイソンができるまで」 ジョン・クリーズ 新聞の書籍紹介欄で見つけて思わずamazonに注文してしまった。 「モンティ・パイソン」はイギリスの伝説コメディアングループ。1969年から始まったBBCの番組「空飛ぶモンティ・パイソン」が、僕が高校…

「火野正平」を読み、そして契約成立!

先週ブログでお伝えしたように、自転車をサイクルスポーツとしてチャレンジしている。チャレンジって…そんなアグレッシヴなものではないか…そう、気が向いたら跨っている程度なんだけど。 先日は帰りにチェーンが外れてしまい、自転車乗りを断念か?なんてい…

「熔ける」井川意高の懺悔録

「熔ける」 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 呆れて、苦笑し、興奮して、考えさせられ、身につまされた。 2011年カジノで106億8000万円スって、関連会社から借金し特別背任罪で逮捕された大王製紙前会長の懺悔録。当時マスコミが大騒ぎしていたが忘れかけて…

「剣と紅」井伊直虎の本で大河ドラマを予習

「剣と紅」戦国の女領主・井伊直虎 高殿 来年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」 戦国時代に女領主となり井伊家を守った井伊直虎の物語。この舞台は地元浜松の北部、引佐町井伊谷。ご当地ドラマであるから来年の放映を見ないわけにはいかない。 生意気な…

白洲次郎

白洲次郎100の言葉 宝島社 あまり知られていないことだが(知られる由もないのだが)、僕は白洲次郎が好きだった。一時は次郎に関する本を数冊まとめて読破するほどの熱狂振りでもあった。 ただある時に別の尊敬する御仁の「白洲次郎は戦時中、軍隊への服役…

「ローマ人の物語」の諦め方

とある文芸評論家のブログに、塩野七生著「ローマ人の物語」について書かれていた。 この本は作家塩野七生が15年の歳月を費やして著したローマ帝国についての壮大な歴史文学作品である。単行本で15冊、文庫本では43冊に及ぶ大作である。 読書大家であるブロ…

「最後はなぜかうまくいくイタリア人」でイタリア人をお勉強

「最後はなぜかうまくいくイタリア人」 宮崎勲 著 暫く前のBS放送でイタリアのフランチャコルタ地方のスパークリングワインを紹介する番組をやっていた。現地でワインやワイナリーの薀蓄を紹介していた男性のトークが興味深かったので何者なのか知りたくなっ…

「カスバの男 モロッコ旅日記」

カスバの男 モロッコ旅日記 大竹伸郎著 画家である著者がモロッコで異文化に触れ、画を描きながら歩いたモロッコの紀行文。 灼熱の大地アフリカ。強烈な太陽、熱風、異臭、雑多、喧騒、民族音楽、詐欺まがい、不合理…期待通りの(?)予期せぬアクシデントが…