Such Is Life

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映画 「春を背負って」

日頃邦画はあまり観ないけど「春を背負って」を観る。

 

高所恐怖症なので山登りは出来ないけど山の眺望が好き。年に数回は八ヶ岳山麓付近へ足を伸ばして癒されている。山小屋を舞台にした映画なので美しい山岳の景観を期待して映画館へ。

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あ~、なんだか古臭くていかにも邦画って感じだけど楽しみましたね。前の席の「おぉこれこれ、立山だあ~」などと山の風景が出る度に呟くおじさんには参ったけど山からの映像は綺麗だった。高山植物も美しい。

 

 

「人は何かしら重荷を背負って生きている。だけどいつかはその荷物を降ろして前へ進んでいかなければ。」みたいなメッセージの元で教訓めいたセリフがちょくちょく出てくるんだけど、この人に言われてもなあ…。

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「トオルちゃん、一歩、一歩しっかりと前へ進むんだよ。」

らしくない役の豊川悦司に諭される松山ケンイチ

 

そしてラストシーン。

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この二人、手をつないで笑顔で見つめ合いながらグルグル回る。回って回ってエンディング。今時こんな終わり方あるんかいと思いつつも、今時こんな事する若者いたら幸せじゃんと思うおじさんである。木村監督はどんな思いで撮ったのだろう。