思えば遠くへ来たものだ。単なる思い付きでラーメン食べに焼津まで来てしまった。「麺's食堂 粋蓮」(焼津市焼津)で1杯目のラーメンを頂いたことは前回のブログで告白したが、どうやらもう一つ告白しなければならないことをしてしまったようだ。グルマン先生とラーメン店のハシゴだ。
確かナビに入力した店は「麺屋 才蔵」(焼津市石津)だったはずなのに、
らーめんブッチャー 焼津店(焼津市三ヶ名宮島)
何かに取り憑かれるようにしてこの店の駐車場に引き込まれてしまった僕たち…だった。
「腹が減ったらウチに来い!」威勢のいい看板が呼びかける。
だけど僕たちは既にラーメン1杯食べているので腹は減っていないはずだ。
メニュー看板。どう見ても説明不要の二郎系。
僕がいけなかった。以前この道を通った際にこの店を目撃していたのだ。「あっ!ブッチャーだ。二郎系の。」この一言が先生の食い意地に火を付けてしまったようだ。
入ってしまったら覚悟して、
小ブタ。どこが小ブタだ?
小ブタの背面。もっとハイレベルな「バカブタ」や「特製ふじそば」なんてのがあったけどラーメン2杯目ではこれを注文するのが精一杯。
これでもかと盛られたモヤシを必死に食べ進むとやっとの思いで麺にたどり着く。味気の無いモヤシに飽きて、しかも甘すぎるスープに食欲減退。こんな時には、テーブルに配備された刻みニンニク調味料を投入するらしい。強烈なニンニクだ。チャーシューも脂がしつこくてこれもまた甘過ぎる。
Give Up! お店の方には申し訳なかったけどここで限界。
正直な話、二郎系を食べたことが無かったので興味本位での入店。(先生は当然経験済み)味に期待していたわけでもない、ただ向かい合ってみたかっただけ。そして反省すること、しきり。ラーメン2杯目で立ち向かう相手ではなかった…。Such Is Life.
さて、そんな話をとあるバーでしていると、
「タンメン田力へ行ったけど、あそこは野菜が多くて高校生の息子がタンメン大盛りを食べきれなかった。」とマスターがおっしゃる。どうやら親父も欲張って餃子やら唐揚げも頼んだようだ。
それにしてもだ、高校男児がタンメン大盛りぐらい食べられないとは…。息子よ、そんなことでは立派なグルマンにはなれないぞ!
Boys Be Gourmand ! 少年よ大食を抱け! 食楽博士