久し振りに劇場へ足を運んで映画「フューリー」を観た。
「FURY」 2014年 米 監督デヴッド・エアー 主演ブラッド・ピット
第二次世界大戦下、1台の戦車で300人のドイツ軍兵士と闘う5人の米兵の姿を描く戦争アクション映画。
この単純なストーリーを聞いただけで観に行きたくなる明快な僕である。
戦争について論ずる気はさらさら無いが戦争映画は好きだ。生死の境という極限での人間の心理、行動が生々しく描かれるから。とりわけ戦争に勝つため生き残るための軍隊の規律と軍人の精神力に敬服する。ひるんだり仲間を見捨てたら自分が殺られるのだから。
さてこの映画、冒頭から戦闘シーンがシリアスに展開されて迫力ありだが終盤は少々ヒューマニズムが誇張される。好みとしてはもう少しだけクールでリアルな描写に徹して欲しかった。それでも最後まで飽きさせない展開の楽しめる映画だったけど。
それにしてもブラッド・ピットは貫禄が出てきたね。若い頃の「セブンイヤーズ・イン・チベット」や「セブン」の頃の優男もカッコ良かったけど今回は渋く決まってた。
というか
家でこの方に「Well, Well …おやおや…」なんて毎日言われて老けたかな…。
僕の髪の毛が寂しくなったのもそういうことかもな、おやおや…Such Is Life.