「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画」 2015年 米
ジョニー・デップの新キャラクター登場。「パイレーツ」や「チョコレート工場」のキャラも強烈な曲者だったけど、今回は髭を蓄えてはいるものの素顔に近い顔でおちゃらけているのがジョニデのイメージからは意外で楽しめた。
ドタバタコメディーなのでストーリー云々は楽しければそれで良いことにして。
ソフィストケイトされたバカバカしさというか、インテリジェントな計算を感じさせないシンプルな娯楽映画になっている。展開に合わせたおとぼけな音楽効果も笑えたし。
主人公モルデカイ(ジョニー・デップ)が酔っ払って空港に現れた場面、相手役が
「それでは授賞式でベロベロに酔っ払ってデタラメなスピーチした俳優みたいだ」
(注:記憶の範囲なので字幕通りではありません)というセリフには笑えた。
ジョニデが現実の舞台でやっちまったことだけど、よくこのセリフをジョニデがOKしたなと。次回作では会見のドタキャンも茶化して欲しいね。
グウィネス・パルトロー
こちらの女優、少々お年を召してしまった感は拭えませんが何故か好きです。
確か映画「スライディングドア」か「リプリー」あたりで初めてお目に掛かった気がするけど、なんとなく品が良さそうな感じなので。
この難解なお名前を脳に刻むのに何回暗唱したことやら…。Such Is Life.
モルデカイ、華麗なるコメディだった。