小松基地の航空祭見学で歩き疲れたので早々に会場を引き揚げたけど、せっかく北陸まで足を伸ばしたのだから何処かへ寄って行こうということになり
古総湯 (石川県加賀市山城温泉)
近くに加賀温泉郷があったので一風呂浴びて汗を流そうと山城温泉の立ち寄り湯へ。
明治期の共同浴場の雰囲気を再現した日帰り温泉。 浴室の床や壁には九谷焼のタイルが使われていてステンドグラスもありレトロな雰囲気。当時の浴場を再現しているためか着替えもこの浴室内で済ませシャンプー石鹸類の使用は禁止。落ち着いた雰囲気の湯船に浸かりゆったりと疲れを癒す。2階に休憩場があるのでゴロリと休憩を取る。
お風呂から出ても未だ午後の1時半。同行の先輩は自衛隊マニアでありながら実は歴史マニアの歴爺だと主張する。歴女にとっては甚だ迷惑な御仁である。この近辺の城址を見たいと言い出したが当てはない。とりあえず高速に入ると「永平寺インター」の看板が目に入る。で、永平寺に行くことに。こんな無計画な旅が楽しい。
航空祭でもフライドチキンやポテトを食べたのに「腹が減った、腹が減った」と大食漢の先輩が唸る。参道には大したお店はなさそうなので適当な蕎麦屋へ。 本当は「名物のソースカツ丼食べたい」と言っていたが残念ながらありませんでしたね。歳の割にはホント良く食べるわ。煎餅も食べたし…。
永平寺(福井県吉田郡)
寛元2年(1244年)道元禅師によって開かれた座禅修行の道場。曹洞宗の大本山。
実はいつか一度は訪れてみたいと思っていた。
建物内を歩いて見学するのでお寺の全景を写す場所がなかなか見つからなくて残念。
幾つかの建物が連なっていて見応えのある大きな寺院だ。
法堂の立派な「聖観世音菩薩」修行僧の方たちでしょうか、お掃除されていました。
なんだか有難い気持ちになります。汚れた心が洗われるような…。そろそろあの世が近いのでしょうかね。
永平寺を後にしてボチボチ帰路に着こうかと思っていたが、歴爺は黙っていません。
「ここにあったのか…。寄って行こう」ということで
一条谷朝倉氏遺跡 (福井県福井市)
戦国時代に越前国を支配した戦国大名朝倉氏の遺跡。
当時の屋敷の土台が残っている。小高い山に囲まれた静かな里って感じ。周囲に近代的な建物が無いので、当時の建物が残っていたら戦国時代そのものが蘇るのでは。
背景を知っているのと知らないのでは訪れた土地への思い入れも違うだろう。
旅を楽しむためにも歴史も勉強しなくては。歴爺検定なんてあるのかな?
それにしても中身の濃厚な長い1日だった。帰りはヘトヘト、翌日ボロボロ…。
それでも次回もお付き合いさせて頂きますよ。お任せ下さい先輩思いの後輩に。
Such Is Life.