遠方にお住まいの方とお会いして「浜松に住んでいます」とお伝えすると「じゃあ、さわやかですね」という反応が幾度かあった。東京方面の方は勿論、遠くは鹿児島や沖縄の方にまで話題にされた。(その方たちは何らかの縁が当地方にある方たちではあったけど)
それほどまでにメジャーになった炭焼きレストラン「さわやか」のハンバーグ、週末は店の外まで待ち客が溢れる繁盛チェーン店である。
丸いハンバーグを店員さんが半分に切って中身の焼けていない部分を鉄板でジュ~ッと焼いてくれる。「中が赤いくらいが食べ頃ですが如何致しますか?」と焼き加減を聞いてくれる。お勧め通りに従おう。
中は半生ぐらいの赤さ。このハンバーグはつなぎが入っていない100%ビーフなので焼きすぎると固くなってしまう。だからお勧めが「中が赤いくらいの焼き加減」なんだと勝手に思っている。
焼けた周りの固めの部分と中の半生の柔らかい部分との食感のコンビネーションが受けているのかな。所謂洋食屋さんの柔らかいハンバーグとは一線を画す。
さわやかのファンに袋叩きにされるのを承知で告白するが、どちらが好きかと言えば洋食屋さんのハンバーグかも…。
だけどたま~に食べたくなる「さわやかのハンバーグ」何でだろう?
うまい、うまいと言われながらも「どうして」という立派な理屈が付かない方が人気が長続きするのかも知れない。Such Is Life.