昨夜は倉敷に宿泊。07:14倉敷発の電車に揺られて
10:51岩国着。休憩及び昼食のための途中下車。
事前調査で岩国には食事が出来そうな店が少なそうだったので、狙いを定めていたラーメン屋に直行。しかし、シャッターが開いていない…。仕方がないので駅前をウロウロしたが、めぼしい店が見つからない。予定の乗車時間があったので
海宝丼 (諸事情により店名は非公開)
昼営業していた居酒屋チェーン店に飛び込む。事情ゆえ(美味くなくても)食事には文句は言わないが、ビールを注文したら「お通し」まで加算され、岩国に遺恨を残すこととなった。(何処かで、だったら飲むなと声がするような…)
そそくさと昼食を済ませ、11:44岩国を発つ。
山口県に入った辺りからは乗客も少なく、変わらない田舎のな~んにも無い景色が続く。車窓から見えた海は透き通っていて綺麗だ。だんだん各駅停車のまったり感に馴染んで来ている気がする。
16:43博多着。さらに地下鉄を乗り継いで天神のホテルに辿り着く。
普通列車を乗り継いで、とうとう九州までやって来た。いささか疲れた。このままホテルで休みたい気分だ。それでも夕食の時間はやって来る…。
小金ちゃん (福岡市中央区天神)
博多へ来たなら屋台でしょ!ということで、「福岡屋台随一の人気」とガイドブックに紹介されていたので、開店前から並んで暖簾をくぐる。(疲れたと言いながら、元気じゃないか?)
とて焼き (てんてんが無くて「ど」ではなく「と」だった)
カミさんはホルモンを食べられない。飲み込むタイミングが分からないらしく、いつまでも口の中でグチャグチャ噛んでいるからだ。でも、こちらの肉は柔らかくて(部位がどこなのか分からないが)噛み切れたので、珍しく食べていた。
豚バラ 砂ズリ
まっ、この辺は普通で…。
めんたい玉子焼
明太子の塩辛さと卵の甘みがいい具合。流石は明太子のふるさと。マヨネーズ不要。
寡黙な大将が黙々と「焼きラーメン」を作る。こちらの屋台は「焼きラーメン」発祥の店とされている。この雰囲気が屋台の醍醐味か。
焼きラーメン
ドロっとしている。ドロっとね。僕は普通のラーメンの方が…。
手羽先(甘辛煮)
店のおねーさんが「真っ黒なんで外人はこんなの食べれないって言うのよ」とボヤいていた。確かにグロテスクだ。でも、見てくれとは違って甘味があって身もホロホロで未体験な手羽先だ。外人さんよ、日本食をなめんなよ!
ギョウザ
小ぶりの一口餃子。カリッと焼かれていて、飲兵衛には丁度良い大きさか。
ラーメン
予想と違ってアッサリなスープ。「東京の人たちもアッサリだねって言うのよ。久留米とか行くと味が違ってくるんだけどね」と屋台のおねーさん。確かに「九州+とんこつ+ラーメン=こってり」と勝手に一括りにしていたのかも知れない。シメのラーメンには丁度良い濃さ。おねーさんに「よく食べてくれたわね~」と言われてしまうほど食ってしまった。(いと恥ずかし)
おねーさんが「もう他の屋台に行かないんなら、舞鶴公園の夜桜でも観に行ったら」と教えてくれたので
舞鶴公園の夜桜祭り。ライトアップされた桜が川面に映って幻想的。
今年は桜の開花が遅かったけど、博多で満開の桜を楽しめた。
園内には夜店も出ていて賑やかだったが、もう食えませんよ。流石に。Such Is Life.
*この日の乗車時間は約9時間。2日間でトータル約16時間。さらに続く。