神戸ステーキ (浜松市中区砂山町)
かつては別の場所で営業されていた浜松では老舗のステーキハウス。残念ながら数年前に火災に遭われ、こちらへ移られて営業を再開された。以前から存在は認知していたが、なんとなく敷居が高そうで訪問したことは無かった。
この日は気のおけない旧友たちとの飲み会。その内の一人がお店の方と知り合いということで予約を入れてくれた。
予約をしてくれた彼が「それじゃあ、いつものやつで」なんて、常連さんみたいな口を利く。「よく来るの?」と聞くと「一年に一回だけ」だと。「いつもの」という言葉の使い方を知らないようだ。
野菜の後は、シーフードで。豪華な食材を前に我々が話題にしているのは、スマホの使い方が未だに分からない「いつもの彼」のこと。彼はLINEの着信に気が付くまでに2週間を要す。
そして、いよいよご本尊の登場。こちらはロース?だったと思うが。そして我々の世代で話題になるのは「親の痴呆」だ。近い将来、我々も子供たちに語られることだろう。既にその現象は始まっている。
溶けるアブラ。(我々の脳みそも溶け出しているな)口の中でも直ぐに溶ける甘みのあるアブラだ。でも、 贅沢を言ってはいけないが、今の僕には少々重い。
こちらはヒレ肉。これぐらいの赤みの方が僕的には有難い。
シャカ、シャカ、シャカ…。コックさんのナイフを裁く音が心地良い。見て楽し、食べて又楽し。
〆はニンニクライスで。ワインを飲みながら、ゆっくりとお肉を頂く至福の時間を過ごす。次回は料理のレベルに合わせた高尚な話題を各人用意するように。
さて、2次会はとあるバーを訪れる。
マルスシングルモルト駒ヶ岳 1986 30年シェリーカスク
マスターが「今日はコレいきましょうか」と新しいボトルを開栓してくれた。このウイスキーの詳しい情報はこちらをご覧下さい。
とても深みのある美味しいウイスキーだ。妖艶な女性のラベルも素敵だし。ところが、グラスを空にするとマスターが「え~っ!もう飲んじゃったのお~っ!!」と叫ぶ。 どうやら貴重な酒を有り難みもないように飲み干したのが気に入らなかったようだ。ウイスキーを飲んで怒られた。ここのバーカウンターは僕に手厳しい。
店内では花見も出来た。桜の木を切ってしまったことを正直に話したジョージ・ワシントンは初代合衆国大統領になった。この桜は一体何処から来たのだろう。。。?(何が言いたいんじゃ?)
今年の桜も見頃を過ぎたようだ。手前の男の頭も「散り始め」の予報が出ていた。(他人のことを言えない身(頭)だがな)
みなさん、お疲れさんでした。Such Is Life.