とある目的のために大移動を続けていた。ここタイのバンコクには観光ともいえない目的で3日間の滞在となった。バンコクは想像以上の大都市だ。
ノープランだったので、先ずはワット・ポーを見学。足の指の長さが5本揃っているのはお釈迦様だけらしい。一緒に昼寝したくなります。
トゥクトゥクで移動。降りてから写真を撮ろうとしたら勝手にポーズ決めてきた。
君の顔は既に撮影済みなんだよ。
ともかく街を歩こう。僕は細い路地が好きだ。そこには現地の方々の生活の匂いがするからだ。
衣類のワゴンセール。押し合いへし合い我先に洋服を手に取る女性たち。どこの国でもおんなじだ…(女性の皆様すいません)。
路地には朝から夜まで露店や屋台が並んでいる。
さてと、僕も腹が減った。ライスに指差しで好みのおかずを掛けてくれる。2種類掛けて約200円。路上のテーブル椅子に腰掛けて食べる。
かなりの辛さ。汗をかきかき食べていると隣にタイ人らしき母娘が座った。「辛いけど美味しいねえ」と声を掛けると「どこから来たの?」と娘さんが聞いてきた。「日本から」と返すと、娘さんが日本語で話し出した。娘さん、日本に居たことがあるらしい。
ご飯を食べながらあれやこれやと話していると「近くでお好み焼き屋をやっている」と言うではないか!バンコクでお好み焼き⁉…ということで同伴出勤にお付き合い。
タイ人が焼く大阪風お好み焼きを食らう。
様になってる。なかなかのものだ。
娘さんの通訳を介してお母さんと色んな話をする。すると「予定がないならパタヤビーチに行かなきゃ。私が連れて行ってあげる」と仰る。「なんで?」「大丈夫かよ?」と頭が混乱した。お母さんが余りにも熱心に誘ってくれるので、なるようになるさと覚悟を決めてお願いする。
店員の皆さん。笑顔で写真に納まってくれた。
翌日3時に待ち合わせの約束をした。しかも、今夜の飲食代は要らないと言う。ホテルに帰ってからも「本当に?」と不安と不思議でならなかった。僕はお母さんにナンパされたのか…??? Such Is Life.
続きは次回で。