前夜はパタヤの歓楽街に潜入。でも魅惑のおねーちゃん達には指一本触れなかった為か、寝つきの悪い夜を一人悶々と過ごした(汗)。今日は朝からタイ人のお母さんと二人でドライブに出掛ける。
途中車を停めて朝ごはんを食べるらしい。
名前は分からないがポーク入りのヌードル。この上にハーブともやしをトッピングして食べるようだ(言葉が分からないので見様見まね)
幅広のあっさりした米麺と色んな味が滲み込んでいるスープが美味しい。
昨日の深夜までのロングドライブにもかかわらず元気なお母さん。
ヌードルの後はかき氷を食べようという。中にフルーツやパンが入っていた。
朝食を済ませたら市場へ。何を喋っているかはさっぱりだけど活気が凄い。
タライからジャバ~っと開けられたのは
まだ生きている蟹。この他に海老や牡蠣などを仕入れる。
このおばさんに頼むと蟹や海老を蒸してくれる。手間賃も半値にしてくれたり、他の売り場ではスチロールの皿をタダでくれた。無論タイ人のお母さんと一緒だったからだけど、タイ人優しいよなあ。
BANGSAEN BEACH
パタヤから少し離れたところにあるビーチ。パタヤはツーリストのビーチで、こちらはタイ人のローカルなビーチとやら。
パラソルの下でお母さんが市場で仕入れた食材を用意してくれる。
茹で立ての海老や蟹を海を眺めながらかぶりつくなんて、まあ~なんとも贅沢な話だ。生牡蠣はちょっと怖かったけど何とも無かったし。遠慮無くビールも頂いて、山盛りの海鮮物を存分に平らげた。満足、満腹だ!
その後は猿が車に飛び乗ってくる丘へ行ったり
漁師町の海産物屋へ寄ったりして空港へ向かう。途中言葉に詰まって静かな車内になってしまったけど、お母さんは嫌な顔一つせずに運転してくれた。僕は「どうしてここまでしてくれるんだろう…?」とず~っと考えていた。
最後はわざわざ空港まで送り届けてもらった。「空港で食べなさい」とマンゴーライスまで用意してくれた(泣けるわ)。ありったけの(お互いに理解できる)言葉を使って感謝の気持ちを伝えてお母さんと別れた。淋しかった。一人になったら夢を見ていたような気持ちになった。何だったんだだろう、この体験は…。奇跡と言うしかない、あっという間の3日間だった。
偶然知り合っただけなのに優し過ぎるお母さん。海外でこんな親切に巡り合うなんて信じられない。出逢いや他人への思いやりの大切さを、お母さんに教えてもらったような気がする。
大好きになったお母さんと娘さん。そしてタイという国。また必ず逢いに行こうと心に誓う。ありがとう、お母さん。そして、次まで待っててよ~お母さん。Such Is Life.