先日、知人から桃を頂いたので、この桃を使って「ベリーニ」というカクテルを作れる方を募集してみた。しかし、残念ながらというか当然の如く、手を挙げてくれる方はいなかった(悲)。
仕方がないので、とあるバーへ桃を運び込んでみた。
流石である。何も注文しなくても店主の手が動き出す。
猛暑を忘れさせてくれるナチュラルな甘さの冷たいベリーニの出来上がり。
ベネチアの「ハリーズバー」で生まれたベリーニ。
その誕生物語には、人間の優しさと刹那さが満ちている。
今宵のとあるバーには、ベネチアの潮風が仄かに流れていた…。(ベネチア行ったことないのに、よくそんな嘘を書けるな)Such Is Life.