この日の焼き肉屋での飲み会には、自称 焼肉奉行が居た。まあ奉行ほどの大物ではなく、下っ端の焼き方役人ぐらいかな。兎に角任せておけば、メニューすら見る必要が無かった。
手を出さずとも、自分の皿に焼けた肉がホイホイ置かれる。
「俺はそんなに食べれないから、少しづつでいいよ~」
と言っても、肉はジャンジャン焼かれていく。
その素早い手さばきは、写真を撮る暇さえ与えてくれない。
調子に乗せられて、ついつい箸が進んでしまった。
まあ~楽チンでいいんだけど、少々食べ過ぎでお腹が苦しい。
「も~う、いいから、いいから…」
そして、会計の数字を見て更にお腹が痛くなった(驚)。
焼き方役人を島送りにしてやりたい。
それよりも火炙りの刑がふさわしいか…。Such Is Life.