Shoreditch
かつてはロンドンの中心地であったショーディッチ。ロンドンが拡大するにつれて東に位置することになり、現在の繁華街である WEST END(ピカデリー、ソーホー近辺)に対して EAST END と呼ばれている。
Old Spitalfields Market
工場や倉庫が多かったが、1970年頃から製造業の衰退により多くが閉鎖。移民や貧困層が多く住んでいたこともあり、街はスラム化していた模様。数十年前までは East End には危なくて近寄れないと言われていたらしい。
1990年代後半から賃料の安さからアーティストやクリエーターが住むようになり、古い煉瓦倉庫がギャラリーやマーケットになったりして、トレンドに敏感な若者達の集まる街となる。
こちらのストリートはユダヤ人街。
通りの全てのドアの切り抜きが星型です。
Beigle Bake
ユダヤ人が創業した人気ベーグルサンド店。24時間営業。
早朝だったのでお客さんはそこそこでしたが、日中は行列必至らしい。
Salt Beef Sand (@630円)
ロンドンの物価にしては安い。塩味の効いたビーフがたっぷり。
街の至る所にアート(落書き?)が…。
そして、お目当ては何といってもこちらのナイトクラブ CARGO の中にある
Graffiti Area by Banksy
営業前で中には入れませんでしたが、柵の外からバンクシーをキャッチ。
それから、この無意味なドアのあるビルの近くにあるのが
Snorting Copper
粉を吸う警官。これ見たかったんです。生バンクシーは迫力あります。
そして街外れまでやって来ると突然雰囲気が変わります。
Columbia Road Flower Market
日曜日に開催されるフラワーマーケット。
細い通りの両側にテントがずらりと並び、皆さん押し合いへし合いで花を大量に買っています。
ショーディッチは細い路地も魅力的。でも夜は立ち入らない方がいいみたい。
早朝に訪れたために開店していない店舗やマーケットも多く、時間の制約もあってヒップなショーディッチを十分に覗くことが出来ませんでした。それでも、ここにはディープな掘り出し物の匂いがプンプンしています。何れ機会があったら腰を据えて歩いてみたいと思う街でした。
ショーディッチは「古くて新しいロンドン」です。Such Is Life.