前々から観たいと思っていた「フライドグリーントマト」(1991米)をTVで観た。
タイトルのフライドグリーントマトとは主人公たちが営むカフェの名物料理。
南部田舎町でのふたりの女性の友情を描き、身分や人種の壁を超えた愛と勇気の感動物語。(これじゃあ映画会社の宣伝風だ)
ストーリーの出来云々よりも映像の流れ方が楽しめた。
映画の世界に浸れる展開と映像だった。
キャシー・ベイツ
この太っちょのおばさん、色んな映画にちょいちょい登場するけどいい味出してる。
老人になった主人公の回想録をこのおばさんが聞いていく形で映画は進んでいく。この回想録的にストーリーを流す映画はあんまり好きではないけれど、本編は現在と過去の行き来が上手く構成されていて飽きさせない。
おばさんが回想録に感化されて変わっていく姿もキュート。
誰かの人生を大切に思える人生。豊かな人生だと思わせてくれた。Such Is Life.