早朝から高速を飛ばしてやって来たのは
国立新美術館(東京都港区六本木)
先輩に誘われてオジサン二人でこんな高尚な所へ来てしまった。
この先輩の性格を知る人間であれば、この方が美術館へ絵画を嗜みに行くことなど想いも寄らないことだろう。ご一緒させて頂いた僕でさえも信じ難いことだ。
今回開催されていたのは「ルーヴル美術館展」
ルーヴル美術館所蔵の16世紀初頭から19世紀半ばの日常生活を題材にした風俗画展。
「天文学者」 フェルメール
注目の作品は上記作品やティツィアーノの「鏡の前の女」など。
他にも孤独な物乞いの少年やお金を扱ういやらしい目付きをした徴税吏などの風俗画を楽しんだ。芸術に疎い僕にとっては馴染みの薄い作品群ではあったが貴重で優雅な時間を過ごさせて頂いた。
しかし、今回のメインはこちらではない。彼のルーヴルもついでだったのだ。
また高速に乗り込んで向かったのは
らーめん 虎の舞(千葉市緑区あすみが丘)
お叱りは覚悟の上ですが、こちらは美術館ではありません。次なる美術館へ向かう途中で昼食のために飛び込みで訪問したラーメン店。
みそチャーシュー麺
入店してみると店内のあちこちに怪しげな虎のディスプレイがあったので「...」と思ってしまったが、コクと程よい甘みのある味噌スープが意外(失礼ながら)と美味かった。
芸術から脱線してしまったようだ。それでは本題に戻ることにしよう。
ホキ美術館(千葉市緑区あすみが丘東)
ホギメディカルという会社のオーナーが経営している日本初の写実絵画専門美術館。
こちらが今回のお目当ての美術館。上述の通り美術館のイメージとは程遠い先輩が「お知り合い」から紹介してもらってどうしても行きたいと思っていたという美術館。
ご覧のようなパッと見れば写真と見紛うリアルな写実の作品が並んでいて見応えがあった。僕もその精緻な表現に驚き展示館を2回通り見て回ったほど。
念願叶った先輩もご満足の様子。その先輩が一番気に入られた作品は
やっぱりね…。
さて奥深い芸術を堪能し美術館を後にして「せっかくだから」という先輩のご希望により東京湾アクアラインを通って帰ることに。
海ほたる
デッキへ上がって気分爽快!
ところが道路は大渋滞。
「芸術は長く、家路も長かった」Such Is Life.