共通点といえば「酒好き」かな。
そんなオジサンたち4人が車に乗り込み4時間後に到着したのは
養命酒 駒ヶ根工場(長野県駒ヶ根市赤穂)
アルコールが入っていさえすれば養命酒までも飲んでみようということだ。
14種の生薬が溶け込んだ滋養強壮の薬酒は「肉体疲労」「冷え性」「胃腸虚弱」「食欲不振」などに効用があるという。
工場見学を真面目に聞いていると、ガイドの綺麗なお姉さんがご褒美に「どうぞ、どうぞ」と養銘酒を飲んで下さいとお誘いしてくれる。それではお言葉に甘えましょう。
「食欲不振」に効くということだけど、元々「食欲旺盛」なので養命酒などは不要のオジサンたちなのだが、どうやら火に油を注いでしまったようだ。
明治亭 駒ヶ根店(駒ヶ根市赤穂)
駒ヶ根地方のご当地B級グルメ「ソースかつ丼」の人気店へなだれ込む。
運転手役で飲めない僕を横目にビールと馬刺しに食らいつく他3人。
さぞかし美味いんだろうね…!?
ソースカツ丼
これで「ごはん少なめ」の盛り。なかなかのインパクトだ。
甘めのソースに浸けられたカツは美味しくて食べ応え十分。
あ~、写真撮り忘れちゃったけど名物のソースかつ丼食べないで「ざるそば」注文していたヤツがいましたね。ヤツは昨年訪問した近隣のソースかつ丼有名店「ガロ」でもラーメン食ってた変わり者なんですがね。まっ、放っておきましょう。
かつ丼で満腹になり外に出て、近くから漂う酒の香りに導かれ
信州マルス蒸留所(長野県上伊那郡宮田村)
小さいながらも国産ウイスキーとして頑張っているマルスウイスキーの工場見学。
新しく導入されたポットスティル。工場長に詳しく説明してもらいました。
もう1回言っておきますが、運転手の僕を尻目にウイスキーを試飲するオジサンたち。
真ん中の人は持病で足が痺れるというのに…。昏睡しないでね。
それからカメラ覗いてる人はホント旨そうに飲みますね。目を細めて「ク~ッ」とね。
なかなか美味しかったみたいですよマルスウイスキー。各自お土産を買い漁る。
お土産に買ったウイスキーをブログにアップして自慢げなのはこちらの方。
帰りに寄り道をして
名水百選 猿庫(さるくら)の泉(飯田市羽場)
ウイスキーの水割りを美味しく飲むために湧水を汲みたいという人がいて。
マザーウォター(ウイスキーを造ったものと同じ水)じゃないのにね。
お腹壊さなきゃいいけど…。
さあ~て、帰るぞ。ウイスキーで気持ち良くなってうたた寝しているヤツらには我慢して運転だ。
地元に帰って阿里山(浜松市中区田町・マビーセブンB1F)の台湾料理で打上げ。
疲れ果てた僕は、やっとビールにありつけた。シアワセ…。
こうして酒徒たちの貪欲で愚かな休日は終わりを告げる。
反省などは微塵も無い、必要も無い。
どうせ次回も同じような事をするのだから…。Such Is Life.