Such Is Life

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ふたつの頂き物

この日はふたつの嬉しい頂き物があった。

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朝から届いた画像は、煙が立ち上がっている怪しげな箱。

これは以前にも見たことがある「燻製製造機」だ。

 

食への限りない愛情を抑え切れない准教授が自家製燻製を作り始めた様子。

「美味く出来たら持って行きます」のメッセージも送られてきた。

「薫製は相当に手間が掛かる」と准教授からレクチャーを度々受けていたが、心配無用。自分が食べたい一心で手間隙掛けているのだから失敗はあり得ない筈。

 

一方その頃、我が家の母娘は庭掃除に精を出す僕には目も触れずに買い物に出掛けて行った。こんなことは特別変わった事態でもないので何とも思わないのだけど。

 

ところが、帰宅した娘から渡された包みを開けてみて驚いた!

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財布が入っていた。何で…?

今日は誕生日でもなければ結婚記念日でもない。ましてや最近昇進した記憶もなければ国から表彰された覚えも無い…。

 

「日頃の父親への感謝?」かと問えば、

「過去のことは関係ない。これから先の奉仕に期待して」だって。

我が娘は、過去など振り返らず前だけを見て進んでいく未来志向の娘に育ったようだ。

 

さて、夕方になり薫製が無事に出来たかとそわそわしていると

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准教授が豪華な薫製を届けてくれた。

ししゃも、ホタテ、タコ、スペアリブ、鶏肉、卵、チーズという魅惑のラインナップ。

「少し味付けが薄かったかも…」と自信なさげな准教授であったけど、薫製の何ともいえない香りが口の中に広がり丁度良い味付けでした。

准教授はかなりの田舎のご出身なので濃い目の味が好みなのかも知れませんね…。

 

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 頂いた薫製に、レバー煮、砂肝、ぶりかま塩焼、湯葉、大阪の天ぷらで今夜の我が家はさながら居酒屋の雰囲気に。ビールに日本酒でしこたま酔っ払って幸せ気分。

 

准教授と娘に感謝の一日でした。ありがとうございました。

もしも願いが叶うなら、三つ目の頂き物が欲しいのですが。

カミさんよ、娘から貰った財布に中身を入れてくれんかね。Such Is Life.