旧赤松家(磐田市見付)
近代日本の造船技術の先駆者で、明治期に磐田原台地に茶園を開拓した海軍中将男爵赤松則良の邸宅跡。
手入れの行き届いた庭園やレンガ造りの蔵があり通り抜けるだけでも目の保養になる。
タイトルに「天丼」と掲げたので「こんな物は食えん」とお怒りになった方もいらっしゃるかも知れないが、もう少しお待ち頂きたい。お目当てのお店はこちらのお屋敷跡の隣にあるのだから。
味匠 天宏(磐田市見付)
本館は予約制の日本料理店となっていて、別館の「椿」という場所で天ぷらやお刺身などを頂ける。他にも海鮮丼や軍鶏料理などバラエティーに富んだメニューが揃う。
店内は太い梁を廻らした立派なお屋敷風の造りだったが、お客さんが一杯だったので写真を撮るのは遠慮した。大きな広間に自動演奏のピアノ曲が流れていた。
周囲を偵察したところ「天ぷら定食」系を注文されているお客さんが多かったが、この店を知るきっかけとなったブログでは天丼をクローズアップされていたので、
天丼
かき揚げ天丼
このかき揚げがすごいことになっている。
横から撮影してみた。デカ盛りであることはお分かり頂けるかと思うが、この写真でも十分ご理解頂くことは無理かも知れない。補足させて頂くと、この天丼には大きなかき揚げが2枚のっている。(別皿へ移して写真を撮るべきだったが食い急いでしまった)
欲をかいて特別な注文をしたわけではない。誰が注文しても必ず2枚のってくるのだ。
天ぷらの揚がり方はカラッと最適で海老や野菜の味も良い。天つゆはもう少し濃くても良いかと思ってしまうのは、天丼を食べると浜松の「天錦」をどうしても思い出してしまうから。天錦は結構甘辛いタレだから。(天錦訪問の過去ブログはこちら)
勿論こちらも十分美味しいタレだと思うけどね。
かき揚げの中には小海老も沢山入っていて美味しいけど1枚で十分な量。
お店の雰囲気からしてこんなデカ盛りが出てくるとは想像がつかなかった。
これで両方共1,200円(税込)なので味とボリュームそして店内の雰囲気からしてCPはかなりのレベルで満足できる。
それにしても昼食で天丼、鰻丼、カツ丼、カレーなどを食べた後はいつまで経っても腹が減らない…。
夕食が美味しく食べられなくなるのが奴らの唯一の欠点である。Such Is Life.