この時期になるとこの地方でちょっとした話題になる食べ物がある。
それは周智郡森町という所で採れる「甘甘娘」(かんかんむすめ)という「とうもろこし」だ。
甘甘娘 フルーツ並みの糖度と瑞々しさで人気沸騰のとうもろこし。
このとうもろこしは朝摘みの取れたてを販売するので早朝から売店に出向かなければ手に入れることが出来ない。日曜日にはなんと400人!以上の行列が出来るというクレイジーなイヴェントらしい。午前中には売り切れ必至のお宝とうもろこし。
そんな貴重な物を日曜日の早朝に突然届けてくれた方がいた。そこまでして食べ物をゲットして来られるのはあの方しかいない…。グルマンハンターとしてあちこちの行列に現れる准教授だ。
准教授によれば「5時前に家を出て現地に到着した時には既に60人が並んでいた」そうだ。准教授よりも貪欲なハンターがいるとは驚きだが、おかげさまで噂の新鮮でスイートなとうもろこしを頂くことが出来ました。感謝感激であります。…次回はどこぞの行列に並んでくれるのか楽しみです。
さて、「甘甘娘」を食べていたら要らぬことを思い出してしまった。
それは昭和時代の歌謡曲「銀座カンカン娘」。オリジナルは同名の映画で主演した高峰秀子だが、僕が30年来気になっていたのはこちら。
もはや絶版と諦めていたがamazonで探してみるとCD化されて売られていた。amazonで探すと色々出てきてしまうのは有難いのか有難くないのかは別として。
「スーパー・ジェネレイション」 雪村いづみ+キャラメル・ママ
「銀座カンカン娘」「東京ブギウギ」「蘇州夜曲」など昭和の名作曲家服部良一の作品をカヴァーしたアルバム。
バックはキャラメル・ママ(後のティン・パン・アレー)細野晴臣、松任屋正隆が属した伝説のバンド。
ファンキーなサウンドに乗せて雪村いづみが無表情に淡々と歌う「銀座カンカン娘」が斬新で堪らない。といってもこのアルバム自体が1974年の製作だから既に懐メロの域か…。
「とうもろこし」から「雪村いづみ」への連想。これが今の自分に求められているビジネスソリューションの思考である。
そんなわけないか…。Such Is Life.