静岡へ出張に出掛けた准教授から「浜松駅に5時に着く」と連絡が入った。
これはつまり「5時から飲む」という作戦指令の暗号である。
大樹(浜松市中区田町)
至って普通の焼鳥屋である。どの街にもあるおっさん達には必要不可欠な酒場である。
おっさん達は焼鳥を焼く煙を浴びて日常の憂さを洗い流す。
食った、食った。焼き鳥、焼き鳥。
さて次の店へ。こちらは准教授のお知り合いの息子さんが始めたそうな…。
太陽のチキン
街中の空き地にトラックを改造した屋台キッチンで営業をしている。
地元静岡県産の太陽チキンを使用していると若い店主が教えてくれた。
先程の焼鳥屋で散々鶏肉を食べたけど、こちらの店も鶏料理専門なのでチキンボールを。手羽先も注文したがもはや食べられないとの判断で、とあるバーの店主に片付けてもらうために手羽先はお土産に包んでもらう。後で手羽先も食べたけど美味しかったよ。頑張ってちょうだいね。
とあるバーでは手羽先の食べ方が下手な店主に、手羽先の正しい食べ方(捌き方)を教授して悦に入ってしまった愚かな僕であった…。
そこへ東京で講演会をされたという高名な先生がお土産を携えてやって来た。
東京大学グッズ(ロゴ入り大学ノート、鉛筆、チョコレートなど)
どうしてお土産に東大グッズなのかは省略させて頂くことに。バーにおいては他のお客さんのプライヴァシーには立ち入らないのがマナーであるから。
マナーは守らなければいけないが、「東京」と「大学」の文字の間に「の」の字を書き入れたいと先生に申し出たが軽く拒否されてしまった。因みに僕は「東京の大学」の出身である。
我々は東京大学グッズのご利益を授かることも無く店を後にしたが、残された店主は珍しく酒を飲むことにしたらしい。
BOWMORE…また、やさぐれた酒の仲間がひとつ増えたようだ。Such Is Life.