昨日からの厳しい峠越えによる大遠征の先で出逢ったのは、魂を揺さぶるかのような美しい朝陽だった。
「ピレネーを超えたら、そこはアフリカだった」とはナポレオン の 名言。但しそこはアフリカではなくスペインだった。
名画「ナポレオンのアルプス越え」で馬に跨ったナポレオンが目指していたのはイタリアだ。
では一体ここは何処なのか?
この美しい朝陽が昇る大地は不毛の土地。何も育たない、何も獲ることが出来ない乾いた土地だ。
そう、この土地にはフランチャコルタやブルネッロを造る葡萄畑も無ければ、キャビアを腹に抱えるチョウザメが泳ぐ海も無い…。おまけに空飛ぶ絨毯を売っている土産物屋も存在しないのだ。
それでいいのだ。such is life.
(わかる人にしかわからないブログを書かせないでくれ)