蓼科をベースキャンプとした取材。信州の重要な取材テーマといえば蕎麦。初日にも蕎麦を頂いたが、2日目は気合を入れて周辺の蕎麦屋情報を検索。
手打ちそば みつ蔵 (長野県茅野市北山)
食べログの「蓼科・白樺・茅野 そばランキング」で堂々の1位に輝く蕎麦屋へ直撃取材。行列に並ぶことが苦手な僕は、普段はランキング重視で店を決めたりはしないのだが…。
普通のご自宅風の造り。駐車場も満杯で、リストに名前を書き込んだ方々が、あっちこっちで時間を潰していた。
10時開店のところを11時半頃到着したが、平日にも拘らず40分程の待ち時間。恐らく週末には相当の行列を覚悟しなくてはならないだろう。旅先で簡単にお目当ての店を見つけられるのは有難いが、ネットで火が付くと行列は避けられない。昔の「知る人ぞ知る」的な秘密の場所を、苦労して探し当てる愉しみはもはや望めない。
座敷に案内されたが、予期せぬ相席となってしまったので、店内の様子は床の間だけでお許し下さい。
基本せいろ2枚が@1,000円で、追加1枚@500円。味とボリュームからみて人気店にしては納得の価格。
天ぷら @1,100円
今回は娘が一緒だったので娘をダシに天ぷらを注文(普段は食の細いカミさんと二人の時は我慢している)。といっても海老などの主役は娘に食べさせたので、ありつけたのはキノコなどの脇役たち。それでもカラッと揚がった天ぷらは、口の中に広がっていく脂の旨みがありがたかったねえ~。
せいろそば 大盛り3枚 @1,500円
食べ具合を見計らって1枚ずつせいろを運んでくれる。その都度シャキっとした冷たくて瑞々しい蕎麦を味わえる。つゆは濃い目だが、それに負けないしっかりとした風味のある蕎麦だった。
二色そば(変わり&せいろ) @1,200円
カミさんが注文。写真は「変わり」の「しそ風味」で、このあと普通のせいろが出てきた。ちょっとだけ横取りしてみたが、しその風味がほのかに香るサッパリ蕎麦だった。
う~ん、何故か写真がいつもより足りない。娘の「鴨汁せいろ」も撮り忘れ。相席だったのでなんだか遠慮してしまったようだ。狭い座敷でひとつのテーブルに向かい合って、知らない方と食事ってのは気が引ける。まあ仕方がないかと諦めて、人気店の力量を堪能した。
諏訪大社 上社本宮 (長野県諏訪市中洲宮山)
蕎麦の取材を無事終えて、折角なので諏訪方面へ下ってみようということになり諏訪大社を参拝。
信濃國一之宮 諏訪大社 上社本宮
「我国最古の神社の一つであり、信濃國の国造りをなされたのち、日本国土の守護神としてこの地にお鎮りになり、信濃國一之宮として皇室武門および一般の信仰が厚く、全国一万有余の諏訪神社の総本社です。」(公式HPより)
御柱
7年に1回行われる御柱祭は、熱狂的で勇壮なお祭り。今年開催されたようだが、御柱を拝むのは初めて。立派で厳かで、訪れる価値ある神社だった。
諏訪湖
諏訪湖畔まで来てみたが、ここは熱風が吹いていた。折角蓼科の涼しいところに居たのに、わざわざ暑いところまで降りてこなくてもよかったのかと後悔。そそくさと蓼科のホテルに戻って、ぐ~たら、ぐ~たら…。Such Is Life.
愚留満 作