Fantome 宇多田ヒカル
8年半も待たされた宇多田のニューアルバム。「Automatic」で衝撃のデビューを果たして以来のファンである。控えめなファンではあるが…。奇想天外な曲調と歌詞の展開が魅力だ。今回のアルバムはおとなしめの曲調が並ぶ。少々単調ではあるが、アルバム全体はしっとりとした纏まりだ。宇多田も大人になったのか…。
先日久し振りにTVに登場した宇多田。歳取ったな…。いや、そんなことはどうでもいい。タモリさん相手に「15歳で音楽業界に入り世間を知らずに生きてきた。それを取り戻すために…。」みたいな話をしていた。
15歳といえば
母親の藤圭子は「十五、十六、十七と私の人生暗かった~♪」と歌った。
宇多田が「人間活動」をしている間に訪れた母親との悲しい別れ。だけど、「過去はどんなに暗くとも、夢は夜ひらく~♪」と母は歌っている。お母さんはドスが効いていた。がんばれ宇多田。
いつか宇多田ヒカルによる「藤圭子カバー集」を出さないかな。
売れないとは思うが…。Such Is Life.