「モンティ・パイソンができるまで」 ジョン・クリーズ
新聞の書籍紹介欄で見つけて思わずamazonに注文してしまった。
「モンティ・パイソン」はイギリスの伝説コメディアングループ。1969年から始まったBBCの番組「空飛ぶモンティ・パイソン」が、僕が高校生だった頃に日本でも放映されていた。酷いまでのくだらさの中にインテリジェンスのエッセンスを散りばめたコメディに当時の僕は嵌った。
10年ほど前だっただろうか、ふとモンティ・パイソンを思い出しビデオを買った。1回だけ見て御蔵入りとなっていたが、昨夜引っ張り出して見てみた。くだらない、あまりにもくだらない…。見るに耐えないバカバカしさだ。現代では受けないかも知れない。僕はpenとappleでapplepenの面白さが理解できない骨董品であるが、モンティ・パイソンは笑える。ナンセンスを突き詰めるセンスを感じるからだ。ノリだけではない、裏打ちされた知的計算があると思っている。
そんな訳で今回の本は「モンティ・パイソン」の文字に条件反射的に衝動買いをしてしまった。本が届いてギクッとなった。分厚い…565ページもある。最後まで読めるか自信が無いので、とりあえずビデオを見てモチベーションを上げようと思った。読後感想のブログは発信できるかどうか分からないので、書籍購入報告までということで。
どうしてこんな本を買ってしまったんだろう。どうして僕にはノリだけで知的計算というものがないのだろう…。Such Is Life.