Such Is Life

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娘の引越しで… 「土筆苑」

関西で学生生活を送っていた次女が、なんとか卒業することが出来た。就職は地元でということで浜松へ戻ってくることに。そして引越しの日となった。カミさんは既に現地入りしていたので、僕は一人で関西へ向かうことに。この日は3連休の中日であったので、渋滞を避けるべく早朝4時半に浜松を出発(僕にとってこの時間は日常的になんら問題の無い時間ではある)。

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なるべく早い時間に娘のアパートの近くまで行きたいと頑張っていたら、休むこと無く草津PAまで来てしまった。流石に腹が減った。そして外は寒い。これはあれしかない…と。何故か高速道路での朝食にラーメンを食べてしまう。しかも何が京都なのか分からないけど「京都ラーメン」だ。正直言って旨くはない(すいません…)。でもラーメンが好きだ。これでいい。次もまたラーメンだろう?うん!(引越しの前にラーメンと格闘している場合ではないが…)

 

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洋食とワインのお店 「土筆苑」~TUKUSHIEN (兵庫県西宮市高松町)

早朝のスタートダッシュが功を奏し、予定より早く荷物をまとめることが出来た。アパート管理会社の最終チェックまでの間にランチに出掛ける。「学生生活を送った街の最後に行ってみたい店」を娘に任せて。

 

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ランチは基本セット 1,000円でメイン料理のチョイスにより値段がそれぞれオンされる。数量限定品もあるが、料理の種類は豊富で約20種類から選べる。

 

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店内はアンティークな雰囲気を漂わせた落ち着いた色調。洋食を頂くに相応しい居心地だ。瞬く間に満席になり、帰りには待ち客が数名いた。

 

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甘めのコーンクリームスープ。洋食屋のランチには、これ以上でもこれ以下でもなく、これでいいと言えるスープ。(で、どんな味なんだ?)

 

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特製ハンバーグ  +200円

初訪問の洋食屋ではシェフに敬意を表してハンバーグを注文することに決めている。(洋食屋ではハンバーグとデミグラソースが腕の見せどころと勝手に思っているので)

比較対象物が無いので大きさが分かりづらいが、ハンバーグは勿論のことながら付け合せのサラダやパスタも充実のボリュームである。

 

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つなぎが多めで中がふわふわした柔らかいハンバーグだ。昔ながらの(最近はやたらと肉汁が溢れているのが好まれるが)基本に忠実な洋食屋のハンバーグ。濃厚なデミグラとの相性抜群だ。 これはいいぞ。

 

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特製メンチカツ  +200円

大きめのメンチが3個。メンチカツは僕の好物だ(注文の際には巧みにメンチへと誘導した)。幸いにもカミさんは少食である(福)。要求するまでもなく「1個食べて」と仰ってくれる。ぎっしりと肉が詰まっている割には軽い感じのメンチだ。これもいい感じだ。

 

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牛フィレ肉 の「ビフカツ」 +800円

以前この店を訪れた際に売り切れだったらしいこの数量限定のビフカツを娘は選択。娘は若いだけに食欲旺盛だが、シェアを要求する父親の食事ルールを心得ているのでハンバーグと一切れ交換してくれた(学生生活で成長してくれたようだ)。柔らかい!衣はサクっと揚がっているが、肉は絶妙の火の入り方で、口の中から直ぐに無くなっていくのが恨めしいほどだ(もう一切れ欲しかった)。こちらも抜群だ。

 

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正統派の洋食屋なのに箸で食べられるという気軽さも良い。(フォークやナイフは置いてない)味はCPを考慮せずとも十分な腕前で、ましてや120%満足のボリュームだ(カミさんと娘の分まで食べた分は差し引いても)。近くにあればハード・リピートしたい洋食屋であった。こんな店が家の近くにあったらなあ…。

 

おっと!?食べ物の話に夢中になってしまったが、この日は娘の引越しだった。

引越しは順調に進み、娘を無事自宅に連れ戻した。入学後にはホームシックになり心配した娘だったけど、学生生活を目一杯楽しんだようでアパートを離れるのが名残惜しそうだった。娘にとっても親にとっても、あっと言う間の4年間だった。次女が戻って7年振りに家族4人が家に揃う生活の始まりだ。新人として社会に巣立っていく次女を陰ながら応援しよう。

 

店を出ると娘が「お父さんが好きなレストランだったでしょう?」と。

「なんでもっと早く言わなかったんだ?」Such Is Life.