(クワトロ・ポルテスの前からアビラの街を臨む)
神父様、私の聖地巡礼も残すところ後二日となりました。そろそろ疲れもピークを迎えようとしていますが、まだまだやり足らないことがあるようです。喰いだけは残したくありませんから。(PCの漢字変換がおかしいようです)
マドリッドから北西へ約100km。カスティーリャ地方にやって来ました。
アビラ 中世の城壁に囲まれた要塞都市。
サンタ・テレサ修道院
ほのぼのしてます。街も私も…。
この日は広場でマーケットが開かれていました。
ハム、ソーセージのテントですが、安いことといったら日本の半値以下でしょうか。ご存知のようにスペインのハムは美味しいですから、買って日本に持ち帰りたいところですが、ガイドさんが「税関で見つかったら没収されますよ」ではねえ…。
フルーツは3kgで約500円。見栄えは良くないけどこの値段なら。
見たことのない野菜もあって、見ているだけでも楽しいマーケット。
オリーブはバケツからの量り売り。こんなところでの生活も憧れてしまいますが、この街は住む人も減少していて朽ち果てている空家があちこちに。建築に規制があるのも要因だとか。
それからセゴビアに移動して
ローマ水道橋
紀元1世紀頃に建造された水道橋。全長728m、最高28m。壮大です。
驚きは石材の間に接合材が一切使われていないこと。
地震が無かったことが幸いでしょうが、ローマ時代の技術力と繁栄を肌で感じます。
さてさて残り少ない食事タイムです。
パンが並べられているお洒落なレストランでした。
我ながらよくも毎日…と思いますが、やればできるものものです。(誤解の)自信さえも芽生えてきます。
お兄さんがお肉をサーブしてくれます。おば様たちは自分の適量になると「ストップ!」を掛けていましたが、私は黙秘しました。(意味が違うと思いますが)
振り返ってみると、こんなお肉の煮込み料理が多かったと思います。でも、飽きてはいないことを思うと、何処へ行ってもそれなりに美味しかったのだと思います。それが返って仇になることもあるというのに…。(帰ってから体重を計るのが怖い…)
この日の現地ガイド(日本人)は、ズケズケとしていてユニークな奴だったのですが、「時間に余裕がありますからワイン飲んでいきませんか?ここに安くて良いワインありますよ」と粋な計らいを。
誘われたら飲みましょう。1杯260円ながらしっかりとしたワインでした。
そして本日のハイライト。
アルカサル城
13世紀初めの建造。ディズニーの「白雪姫」のモデルになった城です。
美しい城です。
こちらも美しいです…。
「あんたには困ったもんだ」と言われているような…。
ホテルに戻り夕食はマドリッドの中心街ソルに出掛ける予定でしたが、カミさんが疲れて出掛けたくない様子。本当は今夜もバル巡礼を計画していたけど、こんな時は(後々に祟るから)無理は禁物。スーパーでワインと生ハムなどを買い込んで、ホテルの部屋で晩餐会。経験こそが自己防衛に繋がります。
聖地巡礼の旅も明日で終わり。ラストスパートの準備は万端です。Such Is Life.
神父様もお疲れでしょうが、次回が最後の懺悔です。宜しくお願いします。