Such Is Life

soul-searching-diary

人生における映画ベスト3は何ですか?

バーカウンターは大人の勉強机である。

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このとあるバーのカウンターでも夜な夜なアカデミックな話題が繰り広げられる。稀にではあるが…。

 

その夜、勉強机に向かっていたとあるバーの互助会員3人は「人生における映画ベスト3を選ぶとしたら」という難問に、酔った頭を更に悪化させていた。この件に関して僕は以前から頭を悩ませている。自分が良いと思う映画、それもベスト3を発表することは、自分の人生の中身を公表することと同質ではないかと思っているからだ。音楽も同じでベストアルバム3枚を決めるのは、嫁さんを選ぶよりも難しいことと考えている。(内緒だぞ)

 

さて、侃々諤々(酒場ではガンガングダグダと読む)の討論の中で、2人の互助会員の口から出たのは

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メンフィス・ベル 1990年 英

この映画が登場した。僕はこの映画を観たことが無かった。すると、互助会女子部の部長であられるキャンベルさんがDVDを持っているので貸して下さると仰った。とあるバーに届けられたDVDを早速鑑賞させて頂いた。

 

第2次世界大戦中、愛称「メンフィス・ベル」という爆撃機でドイツ空撃の任務についていた若き米兵の乗組員たちの話だ。戦争映画は好んで観るが、この作品は戦争の悲惨さと死への恐怖をリアルに描いていてスリル感も十分だが、エンディングの最後の一瞬に爽快感だけを残して終幕している。自分好みの映画であった。こちらも名画候補の作品としてメモしておこう。(実はそのメモが現在紛失中だ)

 

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キャンベルさんから渡された袋にはDVDと一緒にクッキーも収められていた。名古屋の有名なケーキ屋さんのものらしい。女子部ならではのお気使いに感謝申し上げます。

 

さてさて本題に戻ろう。僕のお薦め映画だ。僕は何処かでこの話題が出た時のために幾つかの候補作品を用意している。もちろん薀蓄付きで。…しかし…出てこないのだ。あれっ?何だったっけ?

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バーカウンター(勉強机)には記憶の消しゴムが置いてある。Such Is Life.