Such Is Life

soul-searching-diary

再会

数日前に突然小学校の同級生が訪ねて来た。彼は大学卒業後、東京の会社に就職し家族を持っていた。色んな事情が重なり、奥さんを連れて地元へ帰って来たと言う。それも我が家の近所に。恐らく彼と会ったのは、彼の結婚式以来30余年振りではなかっただろうか。

 

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いっぽ (浜松市中区田町)

他の友人を誘って再会を祝うことに。気兼ねの要らない幼馴染なので「どこでもいいよな?」ということで、目に入った居酒屋へ飛び込み訪問。

 

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彼はサラダを注文した。健康に留意しているのだろうか。そういえば、彼は20代の初めから若き痛風ホルダーであった。

 

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髪の毛も真っ白になり歩くのも遅くなった彼。お互い歳を取ったものだと痛感する。彼は我が家を訪ねて来た時にも「歳を取ったら涙もろくなっちゃたよ~」と言いながら泣いていた。

 

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これまでの人生を語り、それからは子供時代の思い出話。生きていれば人はそれぞれ色々あるものだ。人の数だけ人生はあるんだな。

 

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それにしても良く喋る奴だな。子供の頃はどちらかと言えば、おとなしい方だったような気がするが。

 

散々飲んで喋って2軒目へ。落ち着いてきたところで別の予約客がやって来た。3人の予約だったのに8人ぐらいで来たらしい。「ごめんね~」…何故か我々が店を追い出される羽目に。どういういこっちゃ!

 

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仕方がないので3軒目へ。しかし、写真がここで途切れている。懐かしき相手との酒宴で、いつもよりも酒が進んでしまったみたいだ。

 

楽しい再会だった。30余年のブランクを埋めるのに大した時間は必要ではなかった。これが幼馴染というものだろう。

 

家の近くでの別れ際、「じゃあ、またな」と握手をすると彼はハグをしてきた。そして「また泣いちゃいそうだよ~」と言葉を詰まらせた。僕は事情を知らない近所の人に、男同士が抱き合って涙を流しているのを見られたらマズいと思い、足早に家に向かったのだった。Such Is Life.