Such Is Life

soul-searching-diary

娘の彼氏がやって来た!

長女の彼氏がやって来た。大阪から1泊2日で我が家にやって来た。父親はうろたえていた。昼前に駅に到着するというので、地元で有名な鰻屋の整理券(午前10時から店頭で配布)を貰いに自ら街中まで出向き、家に戻って娘に渡した。内心ここまでしてやる必要があるのかとも思ったが、うむ、出来た父親だ。それから二人が家にやって来るのをそわそわとお待ち申し上げていた。

 

長女と彼氏は学生時代から付き合っていて、もう6年以上になるらしい。カミさんは彼氏と会ったことがあるが僕は初めてだ。実は僕は「お父さん、娘さんと…」という儀式があるのかと覚悟していたが、「長い間お付き合いをさせて頂いて来たのに、ご挨拶が遅くなってすいませんでした」ということだった。ふ~っ(汗)。彼氏は穏やかで落ち着いた好青年だった。これからも娘と仲良くお付き合いしてくれたらいい。

 

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夜は七輪でおもてなしをすることに。家の中で面と向かい合って食事をするよりはお互い気楽ではないかと思って。

 

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おたえ(地元のホルモン屋)で買ってきたホルモンやタンを焼く。彼氏は喜んで食べてくれた(気に入らなくてもそうせざるを得ないだろうが)。気取った物は似合わない家族であることを最初から知ってもらった方が楽だろう。何とか和気合い合いの時間を過ごすことが出来たようだ。翌日は子供たち(次女も一緒に)だけで「さわやか」(人気ハンバーグ店)に行ったりして遊んで、彼氏は夕方に帰っていった。お疲れ様、これからも宜しくね。

 

実は七輪の時に(見栄を張って)和牛のステーキなんかも用意してあったけど、ホルモンや油揚げなどの安物で腹が一杯になったのでステーキは焼くのをやめた。娘には「何で出さなかったの?」と聞かれたが、最初からそうそう甘やかすわけにはいかんのだよ。オヤジにだって意地はあるのだ。(それって食い意地か?)Such Is Life.

 

手切れ金

折しも先日の日曜日は全国的に「父の日」であったようだ。

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朝起きてきた長女が「はいっ!」とプレゼントをくれた。おゝっ!アーノルドパーマーのシャツとタオルと靴下だ!

 

嬉しさのあまり調子に乗ってしまった僕は、「ありがとう。そんなにお父さんのことを思っていてくれたのかあ?」と軽はずみな言葉を発してしまった。

すると間髪入れずに「これは手切れ金っ!」と長女は吐き捨てるように答えた…。

 

身の危険を感じた僕は午後になってから台所へ入った。

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スペインで仕入れてきた乾燥ポルチーニ茸を

 

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水で戻して

 

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ポルチーニ茸のリゾットを作ることに。自分で言うのも自慢だがなんだが、生米から炊き上げる本格的なリゾットだ。

 

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チーズや香辛料を混ぜて出来上がり。予想以上にポルチーニの香りがして「レストランの匂いがする」と家族が騒いでいた。そうだろう、そうだろう。

 

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リゾットだけでは朝の失言を取り返せないと思った僕はこんな料理も作った。料理といっても材料を切っただけだけど。(長女が串刺しを手伝ってくれた)

 

すると美容院に出掛けていた次女が帰って来て

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クール枕カバー(枕に着けるとひんやりするらしい)をくれた。

 

それと

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何故か「まいにち修造!」もくれた。次女らしい選択だ…。

 

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「考えろ!考えるな!」…意味わからん。

 

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チーズケーキまで登場したぞ!今度こそは失言は許されない。ひたすら感謝で、ありがとう。

 

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おかげさまで忘れられない父の日となりました。子供たちよ、ありがとう!

 

でも「父の日」に自ら料理した父ってありですかね?Such Is Life.

 

ポルトガル・スペイン巡礼の懺悔 マドリッドの告白

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神父様、長い間お付き合い頂きましたが今日で私の懺悔も最後です。今日も嘘偽りなく私の仕出かした事を包み隠さずお話しします。

 

私は早朝からマドリッドの中心街にやって来ました。

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ここマドリッドでも早朝から歩いているのは老人ばかりのようです。そろそろ私もその仲間入りでしょうか。この私の散歩という行為が、徘徊という言葉に変わるのも近いことでしょう。

 

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しかし、早朝の街を歩いていると面白い場面に出逢う事もあります。この床屋のおっさん、なんか雰囲気が違うなと思ったら

 

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ドラマか何かの撮影中でした。立ち止まって見ていたら、「そこ、どいてえ~!」と追い払われましたが。

 

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「スタート!」

お姉さんが歩いていると床屋のおっさんにバケツの水を掛けられてしまいました。

 

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「カット!」

すると左の白シャツの男性(監督かな?)がシーンの終了後に怒り出しました。何を言っているのか分かりませんでしたが、怒鳴りまくっていました。まあ素人の僕が見ても大〇役者ばかりでしたから…(失礼)。

 

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その後も何となく行き当たりばったりに街を彷徨って(まだ徘徊ではありませんよ)

 

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王宮に漂着。

中には入りませんでした。30年前に新婚旅行で訪れた時に入場しましたので(懐かしや)。真ん中にある街灯の前でカミさんの写真を撮ったことを覚えています。あの頃のカミさんは…だったなあ。(…の部分に言葉を入れるのは危険です)

 

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(顔隠しではなく頭髪隠しのためのボカシです)

その後もくだらない写真を撮りながら、とある時間になるまで時間潰しをしていました。本来であればプラド美術館などに行くべきでしょうが、以前訪問済みなのと異常な混雑と聞いて断念。ましてや私には避けては通れない仕事があったのです。

 

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ドン・キホーテの像

するとドン・キホーテが「突撃~!」と進軍の号令を発しました!

 

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ムセオ・デル・ハモン

午前9時です。マドリッドの有名な肉屋さんの開店時間です。

 

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店内では立ち食いで、生ハムやサンドイッチなどを頂けます。

 

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ハモン・イベリコを注文。ここでは何と言っても生ハムです。朝9時からのビールは気が引けましたが(周りは朝食でコーヒーを飲んでる地元客ばかり)、イベリコハムの旨さを最大限に引き出すためにはやむを得ない処置でした。分かって下さい。

 

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濃厚です。塩気は意外と控え目です。誇張抜きに旨いです。ただホットチョコレートを飲みながら食べてるカミさんが許せませんでした。イベリコ豚に失礼ではないでしょうか?

 

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チューロス マドリッドの揚げ菓子です。朝食などで食べるようです。隣に居たスペイン人家族の息子さんが、ホットチョコレートにダバダバ浸けながらむしゃぶりついていたので写真を撮らせて頂きました。美味しそうでしたが今回はこれを食べる余裕がありませんでした。

 

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そして待っていた次の時間。牛さんが「モ~10時」と鳴きました。

 

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サン・ミゲル市場

10時開店はこちらのグルメ市場です。

 

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ガイドブックでは夕方からとんでもない混雑になると書かれていたので、私は朝の開店時間に狙いを定めていました。行き当たりばったりなようで、こうゆうところ(飲み食い)だけには抜け目がない私です(他に自慢することがありませんから)。カミさんにも「早い昼食にするから朝食は食べるな」と脅迫説明しておきました。

 

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大鍋のパエリアもあって、まあーこちらも幸せが詰まった市場です。心拍数が上がります。動悸・息切れに注意しなければなりません。

 

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とりあえずワインの専門店で飲み物を調達してから(この頃には既に座席は満席に)

 

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カミさんはシードルを。幾つかのピンチョスをつまみました。右奥の白魚みたいのはアンギュラスという鰻の稚魚。淡白な味です。鰻が高騰の折、大きくなる前に食べてはモッタイナイと思うのですが種類が違うのでしょうか。鴨肉もイベリコハムに負けず劣らず独特のコクを出しています。

 

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巡礼中には生牡蠣はお腹のことを考えて(あたると大変)避けていましたが

 

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え~い!今日で最後だから食べちゃいました。この磯の香りは万国共通です。

 

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こちらはウニとホタテのグラタン風。私はグラタン・ラバーです。どれもそれぞれ美味しいのですが、こちらの市場は他のスペイン食堂に比べて少々値段が高いようです。観光客向けですからね。それでも最後の巡礼の勤めを無事果たすことが出来ました。

 

その後は土産店などを見て回り、マドリッドにもお別れの時間です。地下鉄に乗ってホテルへ戻ります。

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駅に着いたら集合時間までに少しだけ余裕がありました。時間の無駄使いはいけませんから駅構内にあったカフェでスペインビールを頂きました。大小2種類のグラスがありましたが、これで終わりかと思うと無意識の内に(条件反射?)大きい方を指差していました。

 

バスにて空港へ移動です。とうとう帰国の時となりました。

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チェックインをしてから搭乗までの間、(他にする事がないので)スペインでの最後の食事をしました。正真正銘これで最後です。この店はステーキ屋さんだったらしく、ハンバーグは本格的というか肉々しい歯応えでした。巡礼中の肉料理にハズレが無かったことを誇りに思います(何の自慢なんだか?)。しかし、セルフサービスで迂闊に取ってしまったビールが、ノンアルコールだった悔しさは忘れることが出来ません(金返してくれー)。

 

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今回の食の聖地巡礼(時々観光)を振り返ると、口ほどには(写真で見るほどには)飲み食い出来なかった気がします。実は巡礼の旅に出る前に、私はある修行をしていました。日頃は朝と晩の2食生活を送っていましたが、聖地でより多くの収穫(飲食)が出来るようにと、出発の3週間ほど前から昼ご飯を無理矢理食べて胃袋を広げていました。涙ぐましい修行ではありましたが(汗)、それほどの効果はありませんでした。もしも神様が次の聖地巡礼へのチャンスをお与え下さるのなら、私は1日4食生活の難行を受け入れる覚悟です。

 

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この辺で神父様とはお別れしなければなりません。リスボンから始まった私の犯してきた愚行を黙って聞いて下さり感謝しております。巡礼の途中では「なりすまし巡礼者」との批判も浴びましたが、ポルトガル・スペインは私にとって正に食の聖地でした。素晴らしき巡礼でした。しかし、私にはまだまだ行かねばならない処がありそうです。どうか今回の私の愚行をお許し頂き、次の巡礼の機会をお与え下さい。神のご加護を…。Such Is Life.

 

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*我ながら呆れる旅日記にお付き合い頂きました少数精鋭(?)の皆様(皆様が神父様でした)お疲れ様でした。今後も愚行を続けながら、細々とブログしたいと思います。宜しくお願いします。ありがとうございました。

 

ポルトガル・スペイン巡礼の懺悔 アビラ・セゴビアの告白

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(クワトロ・ポルテスの前からアビラの街を臨む)

神父様、私の聖地巡礼も残すところ後二日となりました。そろそろ疲れもピークを迎えようとしていますが、まだまだやり足らないことがあるようです。喰いだけは残したくありませんから。(PCの漢字変換がおかしいようです)

 

マドリッドから北西へ約100km。カスティーリャ地方にやって来ました。

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アビラ 中世の城壁に囲まれた要塞都市。

 

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サンタ・テレサ修道院

 

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ほのぼのしてます。街も私も…。

 

この日は広場でマーケットが開かれていました。 

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ハム、ソーセージのテントですが、安いことといったら日本の半値以下でしょうか。ご存知のようにスペインのハムは美味しいですから、買って日本に持ち帰りたいところですが、ガイドさんが「税関で見つかったら没収されますよ」ではねえ…。

 

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フルーツは3kgで約500円。見栄えは良くないけどこの値段なら。

 

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見たことのない野菜もあって、見ているだけでも楽しいマーケット。

 

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オリーブはバケツからの量り売り。こんなところでの生活も憧れてしまいますが、この街は住む人も減少していて朽ち果てている空家があちこちに。建築に規制があるのも要因だとか。

 

それからセゴビアに移動して

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ローマ水道橋

紀元1世紀頃に建造された水道橋。全長728m、最高28m。壮大です。

 

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驚きは石材の間に接合材が一切使われていないこと。

 

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地震が無かったことが幸いでしょうが、ローマ時代の技術力と繁栄を肌で感じます。

 

さてさて残り少ない食事タイムです。

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パンが並べられているお洒落なレストランでした。

 

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我ながらよくも毎日…と思いますが、やればできるものものです。(誤解の)自信さえも芽生えてきます。

 

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お兄さんがお肉をサーブしてくれます。おば様たちは自分の適量になると「ストップ!」を掛けていましたが、私は黙秘しました。(意味が違うと思いますが)

 

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振り返ってみると、こんなお肉の煮込み料理が多かったと思います。でも、飽きてはいないことを思うと、何処へ行ってもそれなりに美味しかったのだと思います。それが返って仇になることもあるというのに…。(帰ってから体重を計るのが怖い…)

 

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この日の現地ガイド(日本人)は、ズケズケとしていてユニークな奴だったのですが、「時間に余裕がありますからワイン飲んでいきませんか?ここに安くて良いワインありますよ」と粋な計らいを。

 

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誘われたら飲みましょう。1杯260円ながらしっかりとしたワインでした。

 

そして本日のハイライト。

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アルカサル城

13世紀初めの建造。ディズニーの「白雪姫」のモデルになった城です。

 

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美しい城です。

 

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こちらも美しいです…。

 

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「あんたには困ったもんだ」と言われているような…。

 

ホテルに戻り夕食はマドリッドの中心街ソルに出掛ける予定でしたが、カミさんが疲れて出掛けたくない様子。本当は今夜もバル巡礼を計画していたけど、こんな時は(後々に祟るから)無理は禁物。スーパーでワインと生ハムなどを買い込んで、ホテルの部屋で晩餐会。経験こそが自己防衛に繋がります。

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聖地巡礼の旅も明日で終わり。ラストスパートの準備は万端です。Such Is Life.

 

神父様もお疲れでしょうが、次回が最後の懺悔です。宜しくお願いします。

 

ポルトガル・スペイン巡礼の懺悔 ブルゴスの告白

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神父様、お目覚めになられましたか?今日も今日とて懺悔の時間になりました。昨夜私はサン・セバスティアンでのバル巡礼に全精力を捧げてしまったために、今朝は脱力感と無気力感に包まれています。

 

サン・セバスティアンは至高の聖地(美食の街)でしたが、実は海岸に面した高級リゾート地でもあるのです。蛇足ながら(失礼)昼間のサン・セバスティアンを歩いて来ましたのでお聞き下さい。

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街を歩いていると子供たちを乗せた電車風の乗り物が通過して来ました。かわいい子供たちですが、一番ノリノリなのが後ろに乗っていた先生らしき女性だったのが笑えます。

 

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モンテ・イゲルドの丘

展望台からコンチャ湾の海岸を見下ろしましたが、モロ逆光で霞んでしまいました。私にとってのサン・セバスティアンはバルの街ですから、この海岸の私の記憶も霞んでいます。これにて聖地サン・セバスティアンとお別れです。私はもう一度ここに戻って来られるように神に祈りを捧げました。

 

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ブルゴス

サン・セバスティアンを離れ、もぬけの殻と化した私はブルゴスという街に搬送されました。

 

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大聖堂 

スペイン3大ゴシック大聖堂のひとつです。1221年に着工し完成までに3世紀を要したという聖堂は世界遺産。今思うと、正直なんとなく見過ごしていたようです。

 

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またご飯を食べるみたいです…。

 

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この日はタパス(小皿)料理ということで、トルティーリャ(スペイン風オムレツ)とムール貝の詰め物(?)なんですが、もはや集中力を欠いていて撮影前に手を付けていました…。

 

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エビのアヒージョ

アブラがグツグツで焦点がボケてますが、味の方は良かったです。意外とサッパリしていたような…。

 

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真面目な話なんですが、これが何だったのか記憶にございません。確かお魚さんが出てきたような…。こんな日もあります。これが巷で言う「サン・セバスティアン・ショック」というやつでしょうか…?(そんなのなかったですかね?)

 

その後は街をぶらぶらして

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ヘミングウェイの銅像を真似する人を見掛けました。?…あっ、あの人だ!

 

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そして、なんとなくブルゴスを後にしました。

 

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こちらは休憩のために寄ったドライブインなんですが

 

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こんなに美しいピンチョスが並べられていて、スペインの食の奥深さに敬服です。

 

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流石に昼食の後でピンチョスは無理でしたが、水分補給はしておきました。乾燥しているので、ビー…水分が美味しいです。

 

終日気力の無い私でしたが、とうとうマドリッドにやって来ました。

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ホテルから地下鉄に乗って、夕刻のマヨール広場へ。

 

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Botin

マドリッドの老舗レストラン。ネットでは「予約必須のレストラン」と書かれていましたので、日本を発つ前に予約を入れておきました。

 

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こちらボティンは1725年創業で、世界一古いレストランとしてギネスブックに認定されています。画家のゴヤがアルバイトをしていたとか、作家のヘミングウェイが常連で、著書「日はまた昇る」(読んだこと無いです)にお店が登場するとかの逸話があるようです。

 

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お客は観光客がメインのレストランでしょうが、22時の訪問でも店内は満席でした。

  

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厨房を覗くと、こちらの名物料理「子豚の丸焼き」が出番を待っていました。

 

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地下は貯蔵庫を改造した穴蔵風です。こちらの席が人気があるようです。

 

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運良く穴蔵の席に案内されました。

 

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間違えてはいけないので、「お宅の有名な豚料理はどれですか?」と念押しをしてオーダーを。

 

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サングリア

カミさんはスペインのポピュラーな飲み物を。私は異常に疲れていたので、帰り道(ホテルは結構遠い)のことを考えてビールと赤ワインだけ(十分じゃねえ?)にしておきました。

 

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ガスパチョ

冷たくてニンニクが効いています。これだけでも腹一杯になりそうな量です。

 

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ホワイトアスパラガス

後に控えているメイン料理のボリュームが想像付かないので一皿目は控えめに。と思って注文したら、ど太いアスパラが五本も鎮座していました。美味しかったですけど。

 

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アサリのボティン風

メインの一皿は魚貝でボリュームの無い物を探して決定。何がボティン風なのやら分かりませんでしたが、パンに吸い込ませると食欲が増すスープでした。

 

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コチニージョ(子豚の丸焼き)

こちらの有名料理です。これを目当てに世界各国から訪問客が来ると言われています。一人前を注文しましたがシェアして持ってきてくれました。

 

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この皮が凄いです。カットする時にはナイフをノコギリのようにゴリゴリ入れないと切れないのですが、口にすればパリッパリで香ばしく皮だけでも断然美味しいのですが、柔らかくてミルキーな肉との対比が何とも言えません。

 

「名物に旨いものなし」とも言われますが、こちらの子豚は歴史に裏打ちされた伝統の美味でした。昨夜のバル巡礼を終えて無気力症候群に襲われていた私でしたが、おかげさまで一日を待たずに本来の自分にカムバックすることが出来ました。(早すぎましたでしょうか?)

 

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しかし、街角で豚さんに遭遇すると、目を合わせるのが辛いです。Such Is Life.

 

もう少しだけ懺悔は続きます…。

 

ポルトガル・スペイン聖地巡礼の懺悔 サン・セバスティアンの告白

神父様、私はサン・セバスティアンという街にやって来ました。ここは近年「美食の街」と謳われ、多くの美食家信徒が巡礼に訪れると聞いています。私は胸の高まりを抑えることが出来ませんでした。今からこの街で収めた写真を紹介させて頂きますが、ご覧頂くのに際し、ご注意願いたいことがあります。多くの料理写真が出て参りますが、私が全部食べたわけではありません。どうか私を信じて下さい。

 

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Oquend

バル巡礼1軒目は予定外の行動となってしまいました。ホテルから市街へ出る際に、ツアー同行のおじ様たちからタクシーの相乗りを誘われたからです。「人気の店を調べてあるから一緒にどう?」とお誘いを頂いたので、お断りするわけにはいきませんでした。

 

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それでも初めての本場のバルに身震いを覚えました。

 

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この街ではチャコリという微発泡のワインが人気です。香りを立てるために高いところからワインをグラスに落とします。サッパリしていてピンチョスのお供に最適です。

 

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視点が定まりません…。

 

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イワシ、チャングーロ(カニの身入りパイ)、シーフードカクテル

イワシとカニは新鮮そのもの。 特にグラスに入ったシーフードのソースと食感は忘れられないものとなりました。

 

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フォアグラのプランチャ(鉄板焼き)は青りんごソースと。

期待以上の愉しさに私は理性を失いかけていました。このまま本能の赴くままに、このバルに骨を埋めても良いとも思いましたが、この街には無尽蔵にバルがあることを思い出し、我に帰ったのです。

 

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同行したおじ様たちを振り切って、旧市街の真ん中にやって来ました。サン・セバスティアンの旧市街は簡単に歩いて回れるほどの狭いエリアです。その中に数十件のバル(百軒以上との情報も)がひしめき合っています。男性だけの会員による「美食倶楽部」もあったり、中にはミシュランの星が付くレストランも幾つかあるようです。

 

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Ganbara

さて、いよいよバル巡礼2軒目です。(いつの間にか巡礼になっていることをお許し下さい)事前に取り寄せたガイドブックやネットで調べた人気店に突入しました。こちらはキノコ料理で有名のようです。

 

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ここは物凄い混雑でした。カウンター越しにカマレロ(店員)の注意を引いてオーダーします。カマレロは担当になった客のオーダーを記憶していて最後に精算します。

 

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キノコのプランチャ(鉄板焼き)

このバルの名物料理。前に居たお客が食べていたので, 「コレ頂戴」の指差し注文で通じます。卵黄をからめて頂くと、キノコの芳ばしい香りが鼻を抜けます。次の料理に進みたかったのですが、あまりの混雑に身動きが取れなかったのでお布施をして撤退しました。

 

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Gandarias

早くも巡礼3軒目ですが、バルでの長居は禁物らしいです。2,3品を食べて次の店へ巡礼(ハシゴ)するのがバルの楽しみ方。私が異常なわけではありませんので。

 

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ここでもチャコリを落としてます。そのまま浴びたい気持ちに駆られます。

 

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こちらのピンチョスの美しさといったら…!神が降臨したような輝きを放っています。私はどれを頼んで良いものやら頭が錯乱しました。(ここも混雑が酷くて向こう側のピンチョスを拝みにいけないのが残念!)

 

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もはや自分の思考は麻痺していたので、カマレロのオススメでチャングーロ(カニの身パイ)、魚と青唐辛子のピンチョスを頂きました。

 

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この青唐辛子(だと思われるもの)が、爽やかで適度な辛さとシャキシャキ食感。

 

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ここでもフォアグラのプランチャを。リーズナブルな値段です。日本ではなかなか食べられませんから 。まったり、ねっとりで…口の中から消えていくのが(待ってくれー!)口惜しい思いです。

 

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Txepetxa

巡礼4軒目のこちらはイワシ専門のバルです。

 

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こちらでもチャコリを落としています。

 

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先程も出て来た青唐辛子(だと思われるもの)にアンチョビのオリーブオイル漬けが巻かれています。シンプルながらもアンチョビの塩加減と唐辛子がご機嫌な関係です。

 

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イワシに多彩なトッピングのピンチョスを作ってくれます。目はまだまだ欲しがっていたのですが、そろそろお腹が…。というのも毎度とりあえず飲み物を貰って、(そんなに飲めない)カミさんの飲み残しをやっつけていたので酔いが回ってきました。バル巡礼は苦行でもあります。(余計なことを言ってしまいました。お詫びします)

 

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La Vina

夜も耽けて、バル巡礼仕上げの5軒目です。23時をとうに過ぎても人だかりは消えません。こんなバルが数分歩くと次から次へと登場するのです。右も左も街中バルだらけ。ここは食の宝庫、食の天国です。

 

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ぼちぼち限界です。気持ちばかりが前に出ても意外と食べられるものではありません。

 

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こちらのお目当てはチーズケーキです。大半のお客が注文していました。味は濃厚でふわふわ食感だったような…記憶です。まだまだ巡礼を続けたいところでしたが、そろそろ記憶が薄らいできたので、後ろ髪を引かれながらもバルを後にしました。

 

聖地でした。まさに聖地です。ここが私の目指していた聖地だったのです。目にも美しい色彩りどりのピンチョスと数え切れない程のワイン。ひしめき合う客の喧騒と幸せそうな顔と顔。この街はオーラさえ感じます。しかし、巡礼(滞在)時間が一晩だけでは十分な礼拝(飲食)をすることもままならず、信徒としては不遜な私でした。ここに住みたいとは言いませんが、ここで昇天するには2泊や3泊は必須でしょう。神父様、私がいつの日かまたここに戻って来られるよう、お導き下さい。

 

神が宿る美食の街、サン・セバスティアン。食の聖地でした。

信じる者は救われます。Such Is Life.

 

そろそろどうでも良くなって来ましたが懺悔は続く…。

 

ポルトガル・スペイン聖地巡礼の懺悔 レオンの告白

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(笑う狛犬の前で)

 神父様、昨日は辛い一日でした。サンティアゴ・デ・コンポステーラが私にとっての聖地ではなかったからです(予定通りだったとの噂もありますが)。それでもここで意気消沈している場合ではありません。私に残された巡礼の時間は限られていたからです。

 

それでは懺悔の続きに入ります。

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カテドラル(レオン)

今日は朝からレオンの散策です。巡礼に出てから最高の天気でした。いよいよ本命が登場する予兆なのでしょうか?

 

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13世紀半ばから建造されたゴシック様式の大聖堂です。

 

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内部は世界最大級1,000枚以上のステンドグラスで彩られています。

 

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好天のおかげで明るい日差しがステンドグラスに降り注ぎ、鮮やかな色彩を奏でていました。全てをお見せできないのが(飽きられてしまうので)残念ですが、これほどまでのステンドグラスはなかなかお目に掛かれないことでしょう。

 

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ステンドグラスで気持ちが満たされたのは生まれて初めてでした。私が腹を満たすことばかり考えている人間と思われている方もいらっしゃるようですが、偶然にしてこのような世界に迷い込むこともあるのです。あくまでも偶然ですが…。

 

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気持ちは満たされましたが、私は何かしらの空虚感を感じていました。ここも私にとっての聖地ではないぞ…と。

 

レオンを後にして次の目的地に向かう途中、ヒホンという街で昼食です。

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こちらは地元民が通うありきたりの食堂でした。どちらかというと私はこんな気軽な雰囲気の食堂が好きです。地元のおっさんにジロジロ見られて、タジタジするのも悪くはないです。

 

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スペインではメジャーなビールのようです。アルコール度数も高くキリッとして喉越しスッキリです。 日を追う毎に暑くなってきていて、ビールは体調維持のために必需品となっています。ビールの後は健康増進のためにワインです…。(ビールもワインも1杯約190円という健康的な値段でした)

 

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姿は大衆食堂の飾り気のない料理ですが、味は申し分ありません。私はビールと赤ワインを頂きましたが、きっと料理を含めても1,000円弱で満足な食事ができるでしょう。自宅の近くに1軒あったらいいのに!的な食堂でした。

 

その後は270kmも移動して

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ビスカヤ橋

ビルバオ(バスク地方の中心地)にある世界遺産。1893年開通の世界最古の運搬橋。

 

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中央辺りにゴンドラがワイヤーで吊られているのが分かりますでしょうか?

 

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大きなゴンドラで車も数台積み込んで川を渡ります。珍しい光景です。…と言いつつ、各地でガイドさんが大きな橋を紹介して讃えていましたが、正直私には橋を鑑賞するなどという教養がないことが分かりました(今さらですが)。

 

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実はこの頃から夜のことを考えると気もそぞろな私だったようです。

 

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夕刻20時頃ホテルに到着しました。私は荷物を部屋に放り投げ、一目散にホテルを飛び出したのです。

 

ここから聖地巡礼の真実のドラマが始まるようです。Such Is Life.

 

そのドラマは次の機会に懺悔します…。