秘密結社・浜松酒徒倶楽部の会員である准教授が、新聞紙上に掲載されるという栄誉に浴された。そこで倶楽部主催による記念祝賀パーティーが華やかに開催された。
おたえ(浜松市中早出町)
通常祝賀パーティーとくればホテルの宴会場などが使われるが、本倶楽部では適材適所、身分相応、質素倹約などを理念に掲げているためホルモン店での開催と相成ったのである。もうこれ以上混雑されたくないので紹介したくはないのだが、こちらの肉類は美味くて安い超B級グルメ。
IT関連のクリエーターで当倶楽部の会員である「飲ん飲ん」の大好きな餃子。
一口目で電光石火のごとく強烈なニンニクの刺激が体内を駆け巡る。
仕事の都合上匂いを気にして「1個だけ」と言っていた夜勤系の会員「枡太」もあまりの美味さに「1個も2個も一緒だ!」と自制が効かなくなる。帰りに乗ったタクシーの運ちゃんには悪い顔されたし…。
かなりの量の肉を食べたのにチャーハンまで注文。この後キムチチャーハンも追加。
そうだ今日は准教授の祝賀会だ。皆で食い倒れることが祝福の気持ちを表現する最良の方法である。
2次会で訪れたとあるバーではフランチャコルタの泡物を。
初めてのフランチャコルタはスッキリ辛口の好みのスパークリング。
こちらはウイスキーの前割り(前もってウイスキーを水割りにして冷やしておいたもの)。通常の水割りよりもまろやかな味へと進化している。ただこの前割りウイスキーを「これは出がらしか?」と表現してしまった自分をお許し頂きたい。
しかも、この前割りを何杯か飲みながら時間が経つのを待ったのも、実は腹が減るのを待つためだった。
UDONてらちゃん (浜松市中区千歳町)
「も~食えない」と声を揃えて合唱するほどにホルモンやカシラ、タンなどを食べたのに〆でカレーうどんを食べるという会員たち。え~い、今宵はめでたい祝宴だ!行っちゃえ、食っちゃえ!いつものことだ…!?
こちらも准教授が事前調査を重ねた認定店であるから安心して訪問できる。
「炎の玉」というメニューが気になるが、ここは初心を貫きカレーうどんを注文。
以前のブログでカレーうどんよりはカレーそばが好きだと宣言したが、こちらはうどんのみの提供。カレーライス並みの固さのルーが掛かっているが、隣のスープを注ぎ足してルーのとろみを好みに仕上げていく育成型カレーうどんらしい。
最初はそのままのルーで頂き徐々にスープを足して味変していく。スパイスの効いたカレーだったが、やはりスープを足して柔らかい汁にした方が立派なカレーうどんに育ってくれる。
こうして准教授の新聞掲載記念祝賀パーティーは幕を閉じた。この無様な祝宴を侮るなかれ。これこそが主役である准教授が最も愛する宴なのだから。
会員の皆様お疲れ様でした。疲れましたね、胃が…。Such Is Life.