高速道路を走っていると、雪がチラホラと舞う底冷えのする朝。
SAで台湾ラーメンを食べ、体を暖めてエネルギー補給して向かったのは
京都マラソンであった。
と言っても、走ったのは次女(誰も僕が走ったなどとは思わなかっただろうが)。我々は応援に駆けつけただけの話(台湾ラーメンの掴みで騙された方もいないだろう)。
実は次女がマラソンに参加したのは本人の意思ではなく、次女の下宿先の近隣に住むマラソンオタクの知人(御年65才で娘が世話になっている)が、次女の分まで内緒で申し込んでおいたら抽選に当たってしまったから。だから「絶対に完走は出来な~い」と次女はぼやいていた…。
「もうだめだ~」と言う割には、中間地点で配給品のあんぱん食べてVサインで写真に収まるオトボケ振り。こんなんで完走できるのかなあと心配していたが
な~んと!時間制限ギリギリではあったが、見事に完走!!「高校時代の練習に比べたら楽だった(次女は陸上部に所属していた)」なあんて生意気言ってたけど、途中の様子を見て「こりゃダメかな」と思っていた応援団としては感無量。娘が逞しくなったような気持ちになり、ゴールした娘を抱きしめたかったが、身の危険を感じて諦めた。これで4年前に参加した長女と揃って姉妹で京都マラソンを完走。家族にとって貴重な思い出となった。
市民マラソンを応援に行ったのは初めてだったが、もの凄いランナーの人数にビックリ。老若男女それぞれが一生懸命走る姿を目にして感動した。頑張っている人の姿って素敵だ。苦しそうで必死な顔をしているけど輝いている。自分も何かに挑戦しなければと思う今日この頃である。朝から台湾ラーメン食っている場合ではないと自分を戒めた。でもマラソンは無理…命も大事。Such Is Life.