幸楽 (浜松市中区肴町)
浜松の繁華街にある人気のとんかつ店。約5年振りの再訪。カウンター7席ほどの小さな店舗。お客が出入りすると正直狭くて苦労する。
前回准教授と昼食に出掛けた際に、僕はこちらでとんかつを食べたかったのだが、何故か焼津へ牡蠣を食べに連行されてしまった。だから、やっと辿り着いたという思いだ。
松・竹・梅の違いは肉の大きさ。なかなかのお値段ではある。
大将が念入りに油の状態をチェックする。
前回訪問時には遅い時間に入店したので、最後店内に残った客は僕独りになってしまった。すると大将が「うちの豚は探しに探した何処何処の養豚場から仕入れて~」と話し出した。一見寡黙そうな雰囲気だったのだが、豚肉への情熱を饒舌に語ってくれた。その時、僕は必死にとんかつに食らいついていたので、もちろんのことながら何処の豚だったのかは覚えていない。
ヒレかつ 竹
前回はロースだったので今回はヒレで。あとはご飯(おかわりし放題)と味噌汁に漬物が付く。確か「先ず塩をかけて食べてから」と前回大将からご教授を頂いたのだが、ぜ~んぶソースをかけてから思い出した僕って…。
真ん中に少しピンク色が残る揚げ具合。柔らかいけどヒレにしてはしっかりの食感。
ロースかつ 竹
あぶらがエネルギー源の准教授はためらうことなくロースを。
「豚肉はあぶら身を食べるものなんだよ」と前回大将が仰っていた。「あぶらの良し悪しが豚肉の価値」なんだとも。
准教授から一切れ恵んで頂いた。あぶら部分が結構多めに付いているが、口の中でジュワ~っと溶ける感じ。ジューシーな肉だ。なんだけど、実は僕はあぶら身が少々苦手。ヒレでは物足らなくてロースではしつこさを感じてしまう厄介なとんかつイーターである。
隣客と肘が当たらないかとヒヤヒヤしながらも、美味いとんかつをどっぷり腹に放り込めば、もう暫くは行かなくてもいいかもなと思わせてくれるほど満足できるとんかつ屋だった。
*ここからは「幸楽」の情報ではありません。
前回外食でとんかつを食べた日の我が家の夕食が「煮豚」であったことは以前のブログで報告させて頂いた。さて今回は…?
揚げ物だったあぁぁぁ!!
昼にとんかつを食べたことは秘密にして「美味い、美味い」とひたすら揚げ物を頬張った。そしたら夜中に胃がシクシク泣いていた。ごめんな…。Such Is Life.