自転車乗りに快適な季節がやって来た。というより快適な季節にしか自転車に乗らないのが事実だ。それでも何にもしないよりはマシだろうと自分を鼓舞して出掛けよう。
桜ばかりが持て囃されるが、桜が散った後には色々な花が咲き乱れる。
ハナミズキの白は、緑の葉とのコントラストがよろしい。
ジャスミンは近寄るとホワ~ンと甘い香りが。
この通りは沿道にツツジが見事に連なる。
自転車や徒歩での街歩きは、車では味わえぬ旅路。Such Is Life.
1年毎の健康診断に行って来た。いつも結果が出るまでは「何かあったら…」とハラハラドキドキだ。
「異常なし」「異常なし」「異常なし」…。
診断結果が送られてきた。「異常なし」の連続だ。ヨッシャ!僕は一見不摂生な生活を送っているかに装っているが(なんの意味があるんだ?)、実は健康に注意している(結果が良いだけ)。これで来年の検診までは好き放題の生活が送れる。これは例えるなら「ディズニーランドの年間パスポート」が抽選で当たったようなものだ。これから1年間、毎日でもミッキーやドナルドに会えるし、プーさんのハニーハントや空飛ぶダンボに乗り放題というわけだ。
それでは年間パスポートを使って
天まで舞い上がるゾウ~!!(オヤジギャグ許して下さい…)
大盛りだって気にしなくていい。なんでも来いだ!
空飛ぶダンボはいつか墜落することだろう…。Such Is Life.
WHAT'S GOING ON by MARVIN GAYE 1971年 米
何十年もの間、どこかに引っかかり続けてきたアルバム。ラジオや街角から流れてくる「WHAT'S GOING ON」を聞く度にCDを買おうかと迷ったが、何故か躊躇していた。柔らかい声でふわふわと歌う「MERCY MERCY ME」もお気に入りの曲だ。
このアルバムは、ヴェトナム戦争から帰還した弟から話を聞いたマービンが、反戦や貧困の社会問題を取り上げた不朽の名作。北朝鮮問題の話題に触れたラジオ番組で、有事に至った場合の影響と紐付けして「WHAT'S GOING ON」を流していた。僕は安い中古CDを取り寄せた。小さな反戦キャンペーンを掲げるために。(北朝鮮問題は、少なからず僕の生活に影響を与えている)
45年も前の楽曲なのに古くない。「刈り上げ黒電話頭」の君にも聴いて欲しい。WHAT'S GOING ON?(何が起こっているんだい?)刈り上げくん…。Such Is Life.
あえて店名は伏せさせて頂くが(窓に書いてあるじゃん!)、こちらのイタリアン料理店の昼営業をお借りして、地下組織・浜松酒徒倶楽部主催による「男の料理教室(紅一点特別参加)」が行われた。今年度の倶楽部活動指針「飲み食いだけが人生か?」に基づいたカルチャー活動の一環である。
自転車で到着されたシェフ(先生)に続いて入店したが、厨房以外は真っ暗だ(写真はカメラの高感度で明るく写っているが)。荷物を置くにも手許もはっきりしないので「電気付けてもいいですか?」と聞くと「付けません!必要ありませんから!!」とシェフが一喝。のっけから始まりましたよお…。
先ずはシェフがレシピ本を開いて料理の説明を始める。手書きのレシピを各自もらったが、「それには全部は書いてありません。教えられない部分がありますから」とシェフ。…???
「それでは包丁の使えそうな人、二人出て下さい」との指示により
包丁自慢の二人の会員がオレンジ切りに挑戦。シェフは飲み物を飲みながらも、鋭い視線で会員の手つきを観察し「あのさあ、包丁ってのはさ~」とダメ出しを連発。枡太とねーさんがキレはしないかと周囲に緊張感が走る。
そして次は海老やマッシュルームの串刺しを指示される。名乗りを上げたのは准教授と豪族の末裔氏。これは簡単な作業と思われたのだが、准教授がやっちまった!グリグリと串を刺したらマッシュルームが割れてしまったのだ!!厨房内に重い空気が漂う。
会員たちの手際の悪さを見兼ねて、も~う見ちゃおれんっ!という雰囲気でシェフは独自で作業を進める。
シェフは一人で料理をどんどん進める。「オリーブオイルは高いから、家庭でやる時はサラダ油でもいいからさ~」と言いつつ、ここでもサラダ油を使っていたことを呑ん呑ん♫は見逃さなかった。(せめてイタリアンレストランではオリーブオイルを…)
この先はシェフの手さばきを見学するのみ。下手に手を出したら怒られそうだ。料理教室はどうなった…?
ローズマリーの香り出しをしていた鍋に、「その鍋、火を止めてっ!!」 とシェフの緊急指令が入る。慌てて火を止めようとした准教授はコックを逆にひねり、火力をアップさせてしまった…(汗)。「あ~もうこれダメっ!」とシェフが鍋の中身を捨てる。(その時もう既に手遅れだったことを会員たちは知っていたが…)
シェフが料理に専念している間、手持ち無沙汰だったので厨房を探索すると「ぺヤングソース焼きそば 超大盛」を発見。さらにゴミ箱を覗くと昨日食べたと思われる「もやしそば」のカップが捨てられていた。シェフはカップ麺がお好きなようだ。
シェフの毒舌や振る舞いに顔を見合わせる会員たち。ここでは写真をお出しできないが、皆んなおもろいリアクションしてたよお。楽しんでるねえ。
やっと出来上がった(というより殆ど作ってもらった)料理の前で記念撮影をするブタ会員たち(僕はカメラマン)。さあ食おう!
Ferre i Catasus Cava Brut Reserva
料理完成の祝杯はスパークリング。今回の飲み物は何故かやたらと酒に詳しい枡太のセレクトで。(このスパークリングについての詳細は、こちらからご覧頂けます)
プリマベーラ風(春風)スパゲティ
エビの串焼
ナスとトマトの重ね焼 (ピンボケだけど味はボケてませんでした)
ローストポーク
オレンジのサラダ
「このオレンジと一緒にポークを食べるとうまいんだよ」とシェフのお奨めに従い合わせて頂く。酔いが回って来たねーさんが「これ一緒に食べると美味しいですねえ~♥♥♥」とシェフのご機嫌を取った。すると…「それは一緒に食べちゃあダメだよ~。日本人は何でも混ぜたがるんだよなあ~」とシェフ。おやっ?一緒に食べろと仰ったのは誰???
ポルチーニ茸とベーコンのクリームスパゲティ
この日は国産ワインのラインナップを楽しむ。枡太ったらワインリストまで作ってきちゃって、まるでプロみたいだった。料理もワインも満喫の飲み会料理教室となった。
結局会員たちは殆ど料理に手を出すこともなく、シェフの作業を眺めて毒舌トークを聞いているだけだった。実はこの展開を会員たちは事前から心得ていたのだ。シェフは言いたいことを言って、やりたいように勝手に料理することを。それを踏まえて参加すれば、この教室は面白過ぎだ。料理教室ならず料理劇場の様相だ。色々あったけど本当はシェフはいい人なんです。帰り道で会員たちは「また作戦練って教室を開催しよう!」と盛り上がったのでした。シェフ、ありがとうございました。
それでは反省会ということで
未だ明るい内にとあるバーを訪ねる。
料理教室で飲み足らなかったワインを飲む。昼酒は効きますなあ。
結局、飲み食いしただけじゃん。Such Is Life.
*巻末付録
「料理とは忍耐なり」 愚留満 作
*料理教室の模様を耳にされた画伯から久し振りの新作を頂きました。
マニラから写真が送られてきた。そのLINEには「マニラとは思えないビル群」と記されていた。
そこへ別の人物が飛び込んで来た。
「世界は、急速に変わっているんだね。どう考えてもマニラにこのイメージはないよね。地球が危ない」と地球の危機を訴えている。
地球が危ない!?う~~ん、マニラのビルからそんなことまで読み取れるのか?
「バランスが崩れてしまっているよね。人間が頑張りすぎだよ。地球の許容範囲を超えてしまうのでは」と某氏が続ける。
深いな。某氏の地球環境に対する見識に同意だ。とても彼が数日前までLINEの見方が分からなかった人物とは思えない。願わくばエコロジーと共にテクノロジーも身に付けて頂きたい。Such Is Life.
おや!?っと気がついたのだけど
「TOKYO WONDER VIEWS」というサイトに、僕が以前書いたブログがリンクされていた。このサイトは「あなたがきっと知らない東京。まだ見ぬ奇跡の夜景に、心ときめくデートスポットなど東京タウンガイドをお届けします。 」と銘打っている。(東京に住んでもいない僕のブログを使われるとは大胆不敵だ!)
そしてリンクして頂いたのは「神田や都内のうなぎの名店24選。本当は教えたくないけど黙っておけない美味しいお店。」というタイトル中の3番目の店「五代目 野田岩」の参考ブログとして。(東京のうなぎの名店紹介に採用されるとは!)
☝印のアドレスからリンクされていた。
「TOKYO WONDER VIEWS」の該当ページ はこちらからご覧頂けます。
また、リンクして頂いた僕のブログはこちらからご覧頂けますが、見て頂けなくても「あ~見た、見た!」的な反応をして頂ければ十分です(嘘も方便ですから)。
このように、どなたかが僕の拙いブログに目を留めて使って頂いたのは嬉しい限りです。しかし、件のブログを再読してみましたが、ミシュランガイドにも掲載されているという「五代目 野田岩」さんを語るに値しないお恥ずかしいブログでした。僕のブログをリンクされてしまった野田岩さんには、お気の毒としか言いようがありません。これではリンクして頂いた「TOKYO WONDER VIEWS」というサイトの将来も心配です。でも、それがSuch Is Life.なのです。仕方ありません。
野田岩さんのうなぎは間違いなく美味しかったです。どうかお許しを。Such Is Life.
次女が「オムライスを食べにポムの樹へ行こうよ」と言う。(この日はカミさんが用事があって出掛けていた)「ポムの樹」はオムライス専門店らしいが、店はららぽーと磐田にあるらしい。(そこは車で30分以上掛かる)しかも、おっさんには不似合いな店みたいだ。オムライスを前にニコニコしている自分を想像すると、我ながらキモイ。でも、次女から二人で食事に行くお誘いをもらえるのは、これが最後の可能性だってある。覚悟を決める。
ポムの樹 ららぽーと磐田店
店内は親子連れ(小さい子供)や若いカップルで賑わっていた。おっさんは一人だけ。ソースやトッピング、ライスの味付けなどの組み合わせで数十種類のオムライスが揃う。迷っていると「私をマインドコントロールして自分の食べたい物を2種類選ばないでよ」と釘を刺される。たかがオムライスごときを注文するのにも、ここでは頭を酷使しなければならない。
海の幸のトマトクリームソースオムライス (バター風味ライス)
オムライスはハイカロリーだ。しかも、卵3個使用と書かれている。少しでも低カロリーのものをと考えてシーフードを。(本当はハンバーグの載ったヤツを食べたかった)
オムレツはふわふわで、クリームソースは一見アッサリしているようだが、相当のバターが入っているようでカロリーは想像を絶する。しかし、カロリーの高いものは美味いと決まっている。
じっくり煮込んだビーフシチューのオムライス (バター風味ライス)
「ポムの樹に来るだけでテンションが上がる!」という次女は、コレステロール値がグイーーン!と上がりそうなオムライスを選択。やはり黄色いオムレツにはデミグラの茶色とのコーディネイトが似合う。こっちにすれば良かった…。
じ~っとビーフシチューを見つめていたら「お肉1個食べてもいいよ」と娘が言ってくれた。おっさんは「ポムの樹」で、オムライスを前にニコニコしてしまった。Such Is Life.