Such Is Life

soul-searching-diary

何はともあれ無事帰国

ニュージーランド取材の旅から無事帰国。

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壮大な大自然と優しき人々に出会い、緩やかに流れる時間が心に滲みる旅だった。

未だ写真や資料の整理がつかない状況なので美しき旅のディテールはこれから追々アップです。(始まると延々と続くことになるだろうが…)

 

今回の取材の目的のひとつはニュージーランドワイン。

日本での認知度はまだまだといったところだが、かなりのレベルで価格もお手頃。

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今回仕入れてきたワイン。現地でも十二分に味わってきたが家でも楽しめるならば重いのもなんのその。

 

さて、そんな美味しいワインを旅の最後の機内でも味わい旅の余韻に浸ろうとする。

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朝食のためか周囲にアルコールを注文する乗客はいなかったが、ニュージーランド航空はなかなかのワインを揃えている。臆することは無い。

 

偶然往復の便で同じCAさんにお世話になる。往路でちょっとした縁があったので我々を覚えていてくれた。

 

「残してはもったいないかと思うので一人で1本空けちゃうんですよね」なんて言うかなりのワイン好きなCAさん。「今日はご一緒できなくて残念です」だって。

ワイン談義で盛り上がりソービニヨンブランから始まりシャルドネへと進む。

NZの白ワインは爽やかでホントに美味い。

 

いい加減に酔っ払ったので寝ようとしていると、CAさんがボトルを抱えてやって来た。おかわりを勧めてくれるので辞退したのだが、

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また注いでいった!既に毛布にくるまりメガネも外して寝る体勢に入っていたのに。

注がれたワインは飲まなきゃならぬ。こうして泥酔して爆睡。

 

そうこうしている内に日本も近づいて来たようだ。夕食が運ばれてきた。

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成田に着いたら国内線に乗り換えて名古屋へ行きバスに乗って浜松まで帰ることを考えて飲み物は軽くビールで終了する予定だった。

 

 ところが、

「さあて〇〇様。今度は何から始めましょう?」とCAさん。

「あっ、はい。軽い赤からお願いします…」

「それではピノ・ノアールから始めましょう」

爽やかな赤だった。それからメルローのまろやかさを堪能。また酔う。

 

全ての食事が終わった頃、またCAさんがワインを抱えてやって来た。

「これでワインも終わりですよ~。さあ空けちゃいましょう!」

「もうこれ以上は…」

「私グラスが空になっていると寂しくなるんです。そう思いませんか?」

「同感です…」

腕をポンと叩かれワインを注がれた…。

 

飲ませ上手なCAさんがいるニュージーランド航空、やるじゃないか。

だけど、CAさんに酔い潰されてどうすんだ…アホだな。Such Is Life.

 

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