以前から評判を聞いていて是非行ってみたいと思っていた。
一度は行ってみたけど臨時休業で肩透かしを食らったラーメン店へ。
浅草軒分店 (浜松市西区舞阪町)
食ベログでも高得点で行列ができると評判のラーメン店。
実は舘山寺方面のうどん屋をお目当てに向かったのだが、なんと廃業(というより裁判所の公示が貼ってあったから倒産か…)していた。
昨日のゴルフ帰りに訪問しようとした2軒の店も閉店していたので2日で3連チャンの閉店発見である。なんだか疫病神のようになってしまったようだ。
それなら「あそこだ!」と行列を覚悟して浅草軒を訪れたら意外とすんなり入店出来た。
中華そばは昔ながらの懐かしい味という平凡な表現がピッタリのラーメン。
スープを啜ると「あ~これ、これ!」ってなる味。
皮が厚くて餡は野菜タップリの優しい味というありきたりのコメントが合う餃子。
油も控えめなのでパクパク食べれる。
田舎の小さなお店だけど、懐かしの味を求めてやって来るお客さんが気安く入って楽しめるお店。値段もお手頃価格。
流行のコテコテなラーメンに飽きたら味覚をリセットするのにもいいかも。
帰りには噂通りの行列が。
相席で向かいに座っていたオッチャンが、中華そばには手をつけず餃子ばかりチビリチビリと食べていた。
耳から垂れていたイヤホンは場所柄から競艇の中継でも聞いていたのだろうか。
結局、我々が食べ終えて帰るまでとうとう中華そばに箸は付けられなかった。
「あのオジサンのラーメン、麺が伸びて盛り上がってスープの上に頭を出していたわ」とカミさん。
そんな長閑な風景も楽しめる浅草軒。
その後のオッチャンの中華そばがどれほど膨らんでしまったのか気になって仕方がない。Such Is Life.