こだわらないという楽しさ
テキトーでいい加減な仲間と飲み会を。
このメンバーの場合、店の選択などはどーでもいい。安けりゃいい。飲めればいい。で、入った店。
お刺身や焼き魚がメインの居酒屋。味はボチボチだが、値段はお手頃。
魚介類の網焼きもある。でも、とにかく何でもいいから食べて飲めればそれで良い。いちいち考えるのもバカバカしくなっちゃう雰囲気。
何でもいいけど、はまぐりなんかが口を開けてくると楽しくなる。くだらない話というか、大人として人間として大丈夫か?と疑いたくなる話で盛り上がる。
既に焼かれてきた鮭のハラスを、コンロでさらに焼こうとしたヤツもいた。しかも、皿ごとコンロに載せて…。情けないが、これでいい。それが楽しくて飲んでるのだから。
終盤になってお腹も満たされてきたというのに、確認もせずに追加注文するヤツもいるし。まー、そんなことはどーでもいいと思える飲み会。
それよりも問題なのは居酒屋の店名だ。思い出せない。思い出せないというよりも、そもそもどこでもいいやと思っていたから、店に入る時から店名のことなんか覚える気も無かったし。
それからスナックへ行くことに。ところが、後からお客さんがゾロゾロ来てしまったので、落ち着かないから早々に退散。こちらの店の名前も覚えちゃいない。どこでも良かったし気にもしていなかったから。
それでも少しは頭を使おうと思いこの階段を登ってライブラリーに。
本を眺めているだけでもマトモになるかと思ったが、ダメだった。
でも、まだ終わらない。…終われない?
もう飲んだ後のラーメンは引退しようと思っていたのに、この日のテキトー病に侵されていた脳は制御不能。
このラーメンが美味かろうが不味かろうが、そんなことはどうでもいい気分。チャレンジ出来たという事実で十分だ。
いやあテキトーで気兼ねが無いってのはいいな。何でもいいやっていうゆとり。
こだわりの美学もあるが、こだわらないという美学ってのも実は好き。Such Is Life.