世の中には変わった方がおられるものだ。
聖地巡礼の道のりでは、アルベルゲ(巡礼者用の宿泊施設)に身を寄せながら、夜間には聖地の情報をネットで集める生活を送っている。すると、「巡礼の証は、ホタテ貝とスペインのワインだ」と解説されている方を発見した。(そちらの巡礼教書は以下のアドレスからご覧になれます)http://lerentier.hamazo.tv/e7465409.html
巡礼にホタテ貝?ホタテ貝を食べろというのか…?
そこで、ホタテ貝を食べれそうなレストランを探してみた。看板にホタテ貝のマークの入った店を発見!しかし、ホタテ貝は無いみたいだ。
イワシだったら沢山あるのだが…。
なんだったっけ?…サンティアゴ・デ・コンポスナンチャーラという舌を噛みそうな名前の所が聖地だとも教書では説いていたなあ。そこがホタテ貝の産地なのか?
レストランで聞いてみたが
「オイラたちはそんなこと知らん!」と言われるし…。
それから巡礼の証のワインというのがあるというので、現地の居酒屋で「ウニコ ヴェガ シシリアっていうワインありますか?」と聞いてみると
「そんなの聞いたこたあねえなあ」と大将がワインを滝のように落としていた。まさかこの滝に打たれよということなのか…。
困ったものだ。巡礼の証がホタテ貝とワインだなんて…。僕は遥々この地に飲み食いしに来ているのではないというのに。これから僕はどうすれば良いのだろう。そしてなにを信じれば良いのだろう?
「求めなさい。そうすれば与えられる。」
(マタイ書7章7ー8書より)
との神のお告げに従いましたが
こ、これは…違いますよね?such is life.